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2018/05/31 木曜 ASUJとのダブルディグリープログラム
ASUJとのダブルディグリープログラム

by larghetto7 | 2018-05-31 23:20 | Comments(0)
2018/05/28 月曜 DVDで『ブラザー・サン シスター・ムーン』を観る
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 ちょっと前に県立図書館にいったとき,DVDをいくつか借りてきた.その中で一番簡単に見られそうなのが『ブラザー・サン シスター・ムーン』というDVDだった.観てみた.結論を先に書けば「まあ,普通の出来だね」と思う.

 この映画は1972年作というから,私が大学に入学した直後の映画である.ドノヴァンの歌がよくFMで流れたように思うが,私は映画は観なかった.
 この映画の舞台は,シェークスピアのDVDであれば『ジョン王』の頃,つまり13世紀の初頭である.日本なら鎌倉時代初期.場所はイタリアのアッシジ.フランチェスコ修道会を開いた聖フランチェスコの前半生を描いた.
 この映画に私が多少とも興味を覚えたのは,以前に観た Kingdom of Heaven という映画の直後くらいの話だからである.つまり,十字軍でキリスト教側が奪ったエルサレムをサラディンに奪い返され,その後でリチャード獅子心王が出てきて争いになった頃である.その頃に修道会の祖になるような人が出たんだな,という歴史観に感慨があった.

 主人公のフランチェスコらが乞食のような托鉢修道者の集団を作って行く.制作年が1972年だから,私の眼には,昔懐かしのカウンター・カルチャーのコミューンのノリだな,と思えた.要するにプロテスタント倫理の頑張るぞー,ではなく,シンプルな生き方をする,という考えで生きてゆくのである.まあこの頃,そういうのが流行ったんですよね.
 実は私も,コミューンを体験しようと思って,福島県の山奥のコミューンで2週間くらい生活したことがあるんですよ.70年代の半ばくらいでしょうか.まあ,価値観は似たようなものですね.コミューンだと,多かれ少なかれ宗教的な色彩もあります(仏教でしたが).しかし,外側の社会のシステムの影響はコミューンも無縁とは行かず,表向きと実際とはどうしても,違っちゃいますね.

 それと,若干評論家的なことを言うと,フランチェスコらの運動は,Iannacconeという経済学者が,以前社会学誌に載せた論文のモデルで説明できそうに思うのですね.Iannacconeのモデルでは,社会が世俗化して行くと,宗教に関心が高い人たちは極端な宗教的立場を取りやすくなるんですよ.この点を経済学風に説明した論文に,感心した覚えがあります.まあ当時のイタリアは,世俗的な富の機会が増え,また教会も蓄財していった時代でしょう(映画ではそのように描かれる).社会全体が宗教色が濃厚なら,みんなそろってほどほどの宗教生活を送るのですが,社会の世俗化が進んでしまうと,宗教的関心の高い純粋な人たちにとり,世俗化に背を向けた生き方が最適になりやすいんですね.この映画が描く時代というのは,ちょうどそういう社会なんじゃないの,という気がします.

by larghetto7 | 2018-05-28 16:21 | 日記風 | Comments(0)
2018/05/27 日曜 昨日,学会大会で報告
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 昨日,日本ゲーミング&シミュレーション学会の春大会が田町の東工大キャンパスであり,報告してきた.
 何というか,この学会で私が報告する必然性は少ないのであるが(少なくなったというべきか),連絡があったうち,すぐに大会を開いて報告原稿の期限が遅くてよかったのがこの学会であったので,報告を申請しました..
 それ以上は言いませんが,行ってみたら案の定でしたね(笑).
 この学会は,以前,例えば名大の広瀬先生がやっていた頃だと,社会心理学の人が結構出ていたような気がします.でも,今はいなくなっちゃいましたね.また,以前だと(真面目だけど)面白い方が結構おられたんですよ.世代交代でしょうか,なんかいなくなっちゃいましたね.
 なんと言いますか,教育用の,人間が参加して行うシミュレーションで固まってしまった,という感がありまする.

 JR田町駅を降りて,山手線の内側に行くと慶応三田のはずです.外側(海側)に出るとすぐに,東工大の付属高校の敷地があり,その敷地の道路側にキャンパス・イノヴェーションセンターというビルがあります.よく学会で使うのですが,それだけではなく,いろんな大学(主に地方国立大だと思いますが)の東京出張所が入っています.建物は良いです.が,やはり工学部の建物風で,エレガントではありますが,どことなく工場のような感じはあります.そこは好き好きですが….

by larghetto7 | 2018-05-27 18:20 | 日記風 | Comments(0)
2018/05/19 土曜 Going My Way を観る
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 BBCの『タイタス・アンドロニカス』を観てだいぶ気分が落ち込んだ.中和しようという訳でもないが,同時に『我が道を往く(Going My Way)』という映画のDVDも借りてきたので,その『我が道』を観てみた.
 ビング・クロスビー主演で1944年の作品である.アカデミー賞を多数受賞したので,たぶん歴史的な名画という位置づけだろう.昔だと,淀川長治が出てきて「いいですねぇ」というような映画であろう,と受け止めた.私は観たことはない.

 DVDのケースには,老牧師と赴任してきた若い牧師の物語であると書いてある.が,観てみると牧師ではなく神父なのである.ケースの記載は基本的なところが間違っている.
 だがこの間違いは仕方ないかな,という気もする.アメリカで聖職者といえば,そりゃ,牧師が基本だろう,と人は自動的に判断すると思えるからである.が,実はカトリックで神父であった.その点は,この映画の重要なポイントであったろう.
 以前の私の知識では,米国の宗教人口をみると,カトリックは最大宗派である.プロテスタントは細かく分かれていて,合計すると多数派であるが個々には小さい.以前,あるアメリカ人に,なのになんでカトリックがマイノリティなのさ,と質問したことがある.プロテスタントは,違ってはいるけれど,そんなに違わない,ということだった.
 単にカトリックというだけではない.観ながら気づいたことは,この映画は基本的にアイルランド系(Irish)の世界を描いているのではないか,という点である.主人公はオマリー神父であるが,オマリーというFamily NameはIrishに多いように思う.老神父の方は,90歳の母親がアイルランドにいるという設定だから,若い頃にアイルランドから米国に渡った,ということだろう.善人の警官の名前がマッカーシーで,教会にしばらく来ていないという設定なので,たぶん,やはりアイリッシュのカトリックだろう.
 念のため,ビング・クロスビーの経歴を調べてみた.父親はイギリス系であるが,母親がアイルランド系らしい.生まれたのは西海岸ワシントン州のタコマという.おいおい,タコマかよ,と思った.タコマはちらと行ったことがある.シアトルから州都のオリンピアに行く間にある港町であり,日系人も多かった.で,中退したけれど大学は,ワシントン州の東端のスポケーンにあるゴンザガ大学(Gonzaga U.)という,イエスズ会系の大学である.後にこの大学に寄付もしているという.だから,ビング・クロスビー自身が,アイリッシュが入っていて,カトリックなのだろう.
 アイリッシュの移民は,伝統的に,母国が飢饉になって食えずに米国に来ることが多かった.白人ではあるが,長く偏見とステレオタイプの対象であり,差別もされたのである.老神父は,母親が90歳というから,たぶん70歳.聖ドミニコ教会を設立し,45年間その教会で頑張ったという設定である.すると最初の頃は25歳くらい.この映画が1944年の作とすると,20世紀への変わり目の辺り,つまり米国への移民が一番多かった時期に,たぶん多くのアイリッシュとともにアメリカにやってきて,ニューヨークのアイリッシュが多い,基本的に貧しい地区で頑張ってきた,ということなんだろう.
 この映画は,そういう世界の人情劇である.それほど悲劇的な,あるいは派手な展開はない.落語の人情話とか,『こち亀』に時折出ていた人情話.そういう話であると思えばよいように思う.実際,最後の場面では涙を誘われた.
 もう一つ感じたのは,私にはカッコ良いとは思えなかったビング・クロスビーに,ヘンリー・フォンダとか,グレゴリー・ペックのようなダンディズムがあることである.古き良き時代なのだ.
 まあ,面倒なことはいわず,こういうシンプルな映画もいいですよね.

by larghetto7 | 2018-05-19 14:59 | 日記風 | Comments(0)
2018/05/17 木曜 シェイクスピア『タイタス・アンドロニカス』
 BBC制作のシェイクスピア戯曲DVDをまた県立図書館から借りてきた.以前だと史劇4部作などを観ていたのでまとめて借りていたが,セットの作品は観終わったので1つだけを借りてきた.『タイタス・アンドロニカス』である.自慢にはならないが,こういう作品があること自体,私は知らなかった.あらすじもむろん知らない.
 その『タイタス・アンドロニカス』を観てみた.が,この作品を観ることを私は人には勧めない.DVDで2時間47分の作品であるが,私は1時間ほど観たところで観るのを止めた.あまりに残酷でむごたらしいからである.少し時間を置いてから続きを観た.正直,しばらくの間,気分が落ち込んだ.
 ストーリーは,ネットで検索すればすぐに出て来る.だから書かない.
 この作品は,シェイクスピアの初期の作品であり,悲劇に属する.復讐悲劇と言うべきか.知名度は低いだろう.ただネットで検索すると,日本でも劇場で上演されており,海外ではアンソニー・ホプキンス主演で映画にもなっている.さすがにシェイクスピアの作品であるから,取り上げられる機会はあるようだ.
 主演のトレヴァー・ピーコックは,このDVDシリーズの常連俳優である.私が観た中でも,『ヘンリー六世』でイングランドの猛将トールボットや,反乱の首謀者ジャック・ケイドを演じていた.適役といえる.最後は殺される皇帝のサターナイナスをやっていたのは,やはり『ヘンリー六世』でエドワード4世(およびその他)などを演じていた,ミュージシャンでもあるブライアン・プロザーロー(Brian Protheroe)である.何となくエドワード四世のノリで皇帝を演じていたような気がする.
 私には判定できないが,演技は立派だったように思う.
 にもかかわらず,こういうむごたらしい劇を喜んで観る人がいるなら,ほとんど変質者ではないか,と思えてならない.
 この劇の時代背景が実際のある時代に設定しているのか,その点は分からない.不思議に思ったのは,主役のタイタス(基本は軍人)は劇の冒頭で皇帝になる機会があり(だがサターナイナスを推挙する),そのサターナイナスを殺して皇帝になるのは,タイタスの長男なのである.確かに一時期,軍人皇帝時代というのが,ローマにはあった.その時代を過ぎると専制君主の時代に入る.イメージしていたのはその頃かな,と思うが,ネットにも解説は出て来ない.

by larghetto7 | 2018-05-17 22:52 | 日記風 | Comments(0)
2018/05/14 月曜 スーパーグローバルのGP
スーパーグローバルのGP

by larghetto7 | 2018-05-14 15:36 | 日記風 | Comments(0)
2018/05/13 日曜 DVDで『怪人マブゼ博士』を観る
 例によって県立図書館にいったとき,他に借りたいDVDがなくてこの作品を借りてきた.実は返却期限内には観なかったが,再度借りてやっと観た.
 1932年制作のドイツ映画である.時期的に映画の『三文オペラ』(たぶん最初の映画化)が作られた頃である.
 原題を直訳すると『マブゼ博士の遺書』である.犯罪者のマブゼ博士の映画がこの作品の前に2つあり,この映画はその後の話,ということだそうだ.年老いたマブゼ博士が発狂して精神病院に入っている.しかし何やらモノを書き始め,それが次第に訳の分かった犯罪計画になって行く.精神病院の院長であるバウム教授がこのマブゼ博士を研究していたが,次第に取りつかれ,犯罪組織を作ってその犯罪計画を実行に移してゆく.マブゼ博士は病院内で死亡するが,バウム教授の犯罪は止まらない.その犯罪をローマン警部が追う.最後はローマン警部に追い詰められたバウム教授がマブゼと同化し,発狂してしまう,という話である.
 この映画,DVDのケースには「ナチ時代ドイツの黙示録」と書いてあり,確かにナチが政権を取ると上映禁止になる.中身も,バウム教授が作る犯罪組織がナチと似ているといえば似ているかも知れない.しかし秘密の犯罪組織であるから,組織はこんなもののように思う.上映禁止になったのは,単に,監督のフリッツ・ラングにユダヤ系の血が入っているからではないか,と勝手に想像してしまう.
 ある意味歴史的な映画であるから,観て勉強になった,というべきだろう.
 映像は美しい.冒頭の偽札印刷工場の場面からして,映像の凝り方に驚く.建物の様子も洒落ている.当時のドイツの文化水準の高さを示すのだろう.
 登場人物の顔面表情がよくできている.というか,昔の心理学の顔面表情のサンプルを見るようである.無声映画時代の伝統なのだろう.
 登場人物はステレオタイプというか,役割スキーマ通りの姿で描かれている.博士,教授,警部,狂人,犯罪者,可愛い女性の恋人,などである.何となく,人物の姿が半世紀以上前に読んでいた漫画の「鉄腕アトム」に出てきそうな描き方だな,と感じた.
 アメリカ映画ほど暴力的ではない.登場する拳銃も口径が小さく自動式である.アメリカならデカくて回転式だろう.ちなみに,マルコムXは,映画でも実際も,ショットガンで撃たれた上に2丁の拳銃で連射されている.
 基本的に気持ち悪い面があり,この映画に出て来るマブゼ博士も,ノスフェラトゥの並びかな,と感じる.
 マブゼ(Mabuse)の読みは,真ん中にアクセントがあるので,マブーゼと聞こえる.DVDに英語版の解説があり,そこではマブーサという発音に近いと感じた

by larghetto7 | 2018-05-13 11:23 | 日記風 | Comments(0)
2018/05/10 木曜 DVDで『マルコムX』を観る
 市立図書館で『マルコムX』という映画のDVDを借りてきて,観た.
 いつもは,現住所の市にある県立図書館でDVDを借りるのであるが,たまに市立図書館に行ってみた.DVDとなると,県立図書館にもあまりないけれど,市立図書館にもない.市立図書館の棚に並んだDVDを眺めたが,観たいと思えるものがあまりない.しょーがねぇなぁ,と思っていたら『マルコムX』という題名が目に入った.マルコムXが映画になっていたとは知らなかった.1992年制作で,主演がデンゼル・ワシントンだという.借りてきたのである.

 マルコムXは,私が学生の頃の反体制のアイコンの一人である.当時だと,中身は違うが,チェ・ゲバラの並びかなぁと思う.アメリカの黒人公民権活動家,という括りになると思うが,キング牧師などに比べると急進派である.
 ただ,私の印象では,アメリカの人種問題で活躍した人は,あまり日本では取り上げられていなかったように思う.異論がある人もおられようが,日本には深刻な人種・民族問題がないからだろう.むしろ,アメリカの公民権運動は,その後に反戦運動になってきたところがあり,反戦運動経由でマルコムXも日本に知られるようになったかも知れない.マルコムXは反戦運動はしていないと思うし,反戦運動が盛り上がる頃には既に彼は暗殺されていた.けれど,マルコムXの影響はその死後も強く,人種問題と同じような思想の流れで反戦運動が盛り上がったように思う.
 マルコムXはブラック・モスリムに属する.ボクシングのカシアス・クレイが突如としてモハメッド・アリと称するようになり,子供の頃に私は不思議に思ったものである.アリはマルコムXと親交があり,その影響でモスリムになったという.

 社会運動を背景とした映画だから臭い映画かも知れないと思ったけれど,画面は美しく,商業映画として通用する面白さがある.ストーリーは自伝に基づくが,一部映画用に創作が入っているという.波乱の39年の生涯だった.映画を観るべきなのであらすじは書かない.
 映画に出て来るのは現実であるが,しかし黒人差別はすさまじい.父親は白人に殺されるが警察から自殺にされる.母親は白人にレイプされて生まれたという.KKK団がやってきて窓ガラスを全部割って嫌がらせしたり,家に放火したり,その上親父が殺されるのである.場所はネブラスカにオマハというので,埼大の学生も留学に行くかも知れない所ではないか.
 監督のスパイク・リーが,マルコムの悪仲間の役で出て愛嬌を振りまくのも面白い.
 長生きしていれば晩節を汚したかも知れないが,マルコムXは早死にすることで星になった.そこはゲバラと同じだろう.
 映画の最後のところでネルソン・マンデラがちょいと出てきてマルコムXを讃える.

by larghetto7 | 2018-05-10 21:02 | 日記風 | Comments(0)
2018/05/08 火曜 シェイクスピア『夏の夜の夢』
 BBC制作のシェイクスピア戯曲のシリーズDVDで『夏の夜の夢』を観た.やはり県立図書館から借りてきたDVDである.
 DVDのボックスには題名を『夏の夜の夢』と表示している.私は『真夏の夜の夢』と覚えていた.ネットで調べてみた.原題は A Midsummer Night's Dream であるから『真夏』でよいように思える.が,時期はそれほど暑くない時期とかで,現在では『夏の夜の夢』が優勢だそうである.私が『真夏』で理解していたのは,メンデルスゾーンの劇付随音楽の方に触れることが多かったからだろう.音楽の方はまだ『真夏』が残っているとのことだった.
 妖精が魔法をかけて恋の行き違いが生じるが,最後は円満に終わるというハッピィエンドのストーリーである.安心して楽しく観られる劇である.それなりに面白かった.妖精の王妃役でヘレン・ミレンが出ている.ヘレン・ミレンは現在72歳で,割と最近の映画でも美人である.このDVD作品が撮影されたのは35歳くらいのはずだからどんな具合かと興味があった.まあ,そんなに若々しくはないけれど,やはり美人であった.
 劇中の社会は階級社会である.主要な登場人物は高貴な人たちであり,恋人たちもその階級に属する.その高貴な人たちの前で庶民(職人)が劇中劇を演じる.妖精も階級社会であり,王と王妃が道化や使用人を使役する.この構造は『テンペスト』も同じである.劇中劇はシェイクスピアの超有名な作品を混ぜたような中身であり,そこもご愛敬なのだろう.
 『テンペスト』同様に妖精が活躍する.キリスト教社会で妖精という異教的な要素が許されるのか,という気もする.が,そこはイギリスの演劇ルネサンス期である所以だろう.逆にいえば,後の清教徒革命期に劇場が閉鎖させられたのも分かる気がする.『テンペスト』はイタリア(の,たぶん近海)に舞台を設定するが,この『真夏』はアテネである.登場人物中で最も偉いのはアテネ公であるが,この人はギリシャ神話のアテネ王に相当するらしく,そのアテネ王が,やはりギリシャ神話にあるアマゾン国の女王と結婚する,というのが物語の背景にある.だからそもそも,古代ギリシャの話にしてもよかったのだろう.
 ヘレン・ミレン目当てに観たのだけれど,むしろ妖精の王を演じたPeter McEneryと妖精パックを演じたPhil Danielsのイケメンぶりが印象に残った.

by larghetto7 | 2018-05-08 18:53 | 日記風 | Comments(0)
2018/05/03 木曜 タカちゃん死去
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 昨日,家の室内で飼っていたオス猫のタカちゃんが死去した.
 動物病院の記録では,タカちゃんは2004年生まれである.ただ,元来は野良猫であり,成猫になってから捕獲した猫なので,正確な生まれは分からない.あくまで推定である.推定では14歳で死去したことになる.
 タカちゃんは,たとえて言えば『のたり松太郎』の田中君のような感じの猫だった.表情の多い猫の中にあって無表情で他と一緒にいるのである.
 タカちゃんには手を焼いたという記憶が全くない.暴れたとか,大小便をトイレ以外でしたとか,他の猫の食糧を取ってしまう,といったことは記憶にない.おとなしい猫,いつもみんなと一緒にいる猫だったのである.
 一時は「子犬のタカちゃん」といっていたように思う.毛の色がクリームで,尻尾をよく立てていたので,その姿が柴犬のように見えたのである.

 この猫を捕獲した経緯は覚えていない.おそらく,他の猫を捕獲して家に入れたとき,いつも一緒にいたから捕獲したのだと思う.他の猫とは,小白(コシロ)やパンダ,シャチ君などである.捕獲した直後に去勢手術をするために動物病院に連れて行った.動物病院にかかるには名前をつけないといけない.特に特徴はないので,名前のつけように困った.動物病院の先生が「では,タカちゃんにしよう」といって,タカちゃんで決まった.私がタカギだからだろう.
 タカちゃんは病気をすることはずっとなかった.しかし昨年(2017年)の5月30日(火曜)に,食べなくなったので,動物病院に連れて行ったのである.検査の結果,腎臓が悪いと分かった.ある意味,猫の定番の病気である.それ以来,毎週,タカちゃんを動物病院に連れて行くようになった.連れてゆく曜日はなぜか水曜で定着した.そして毎日,朝晩の2回,家で投薬と強制給餌をするのが私の日課になった.
 今年の2月末から,強制給餌をしないでも食べると分かったので,強制給餌を止めた.食事は食べるに任せたが,投薬は続け,水曜には病院に連れて行って注射や点滴をしていた.その後,調子も良いようなので,動物病院通いは2週に1回でよいことになったのである.
 しかし,4月15日からタカちゃんは再び食べなくなった.その時は強制給餌を復活した.しかし病院に連れて行った18日までにはまた食べるようになったのである.
 その後,連休に入った4月29日からまた食べなくなった.強制給餌をまた復活したけれど,どうも具合が悪い.そこで5月1日に病院に連れてゆくと,体温が低いと分かった.獣医さんは,すぐに死んでも不思議はないくらいだという.入院させた.タカちゃんが亡くなったのはその次の日の11時頃である.
 腎臓が悪くなるのは猫の定番であり,そういう猫を私はずいぶんと見てきた.通常は,猫は徐々に弱って行くものである.タカちゃんの場合は急に亡くなってしまったように感じる.
 昨年の5月30日に腎臓の件で最初に病院に連れて行ったときのタカちゃんの体重は,私の日記では3.38Kgである.亡くなる前日の体重が3.4Kgであるから,この1年間,体重は変わらなかった.だからこんなに早くなくなるとは思わなかった.
 しかし,徐々に弱って行く猫の様子を見るのも,つらいものがある.早く亡くなったのは残念であるが,長く苦しむことがなかったのは幸いだったかも知れない.
 愛すべき猫だった.冥福を祈りたい.

by larghetto7 | 2018-05-03 14:20 | 日記風 | Comments(0)