<   2018年 02月 ( 7 )   > この月の画像一覧
2018/02/22 木曜
人文系学部が分かりにくい

by larghetto7 | 2018-02-22 22:31 | 日記風 | Comments(0)
2018/02/19 月曜 白三毛たま
d0028773_19373004.jpg
 写真の猫は家にいる白三毛(しろみけ)という名のメス猫である.白っぽい三毛なので白三毛と呼んだ.
 生まれたのは2016年の秋だと思う.家で見かけるメス猫が生んて連れていた子猫だった.ところがその母猫は子育てがダメで,よく産む割にちゃんと育てない.ほとんどが子猫のうちに死んでしまう.この白三毛も小さいのに母猫に見捨てられたのである.白三毛はウンコまみれになって庭でうずくまっていた.経験則では,そのままでは一両日のうちに死んでしまう.見かねて私が拾った.2016年の年末辺りと思う.
 まず動物病院に連れて行った.大した治療はしない.が,ともかく,案の定,便に寄生虫が見つかったので虫下しをしばらく飲ませていた.そのときは小さなカゴに入れて居間で食事をあげていた.そのうち自分で食べるようになり,元気になって居間を徘徊するようになった.
 よく,私が服の胸に入れていた.TVの「猫侍」の玉之丞という猫のようであるとカミさんがいい,カミさんはこの猫を「玉之丞」,縮めて「たま」と呼ぶようになった.しかし動物病院では白三毛で登録したので,私は白三毛と呼び続けている.
 今は元気である.ちゃんと成猫になった.
 大きくなると,この猫の風貌や表情は浮世絵に出て来る猫に似ているな,と感じるようになった.実に和風の猫である.
 白三毛はカミさんには評判が悪い.トイレの外で大便や小便をしてしまうことが多いからである.大便小便で何かまずいことをすると,決まって隠し事をしているような表情になる.

by larghetto7 | 2018-02-19 19:40 | 日記風 | Comments(0)
2018/02/17 土曜 ピーちゃん死す
d0028773_19315803.jpg
        (ピーちゃん 小学校校庭 2013.04.28)

 2月12日(月)に猫のハハコが亡くなった.その3日後に,11年家にいたメスのポメラニアンのピーちゃんが亡くなった.実は安楽死である.
 動物病院の記録上は,ピーちゃんが生まれたのは2007年の1月1日である.その3月中頃から我が家に住み始めた.子犬のときから我が家にいたのであるが,なぜか大きさは変わらないような気がした.
 我が家に来てしばらくしてからピーちゃんに癲癇(てんかん)の症状が現れた.ずっと薬を飲みながら過ごしていたのである.癲癇の発作(痙攣)は時折起こる程度であった.たぶんピーちゃんを眺めている時間は,我が家でも私が一番長かったろう.癲癇の発作が起こったときは,私はピーちゃんを抱いて,ブラシで毛をなでながらシャンプータオルで身体の毛を拭いてあげるのが常だった.そうすることで発作が収まる訳ではないけれど,何かしてあげないといけないという気持ちがあったからである.年齢を重ねるほど発作は起きやすくなったように思う.
 1週間ほど前の2月11日(日)の午後のことである.ピーちゃんが発作の痙攣を起こした.その脇に私がいる.実はその1週間ほどの間,偶然だが,私はピーちゃんの傍で寝ていたのである.いつものようにピーちゃんを抱いて毛づくろいをしてあげた.じきに発作は収まったけれど,少ししてまた発作を起こした.その日,私が覚えている限りで6回の発作を起こしたのである.
 次の日もやはり続けて発作を起こした.ピーちゃんの係はカミさんなので,カミさんが動物病院に連れて行った.実はその日に,猫のハハコが亡くなった.
 病院に行ったピーちゃんはそのまま入院となった,とカミさんはいう.ただ私はハハコの死に気を取られ,その時点ではピーちゃんの病状が深刻だとは思わなかったのである.
 2月13日(火曜)に猫のハハコを動物の葬祭社で立会火葬にした.戻ってからカミさんの話を聞くと,ピーちゃんは痙攣が続いており,いつ死んでも不思議はないと病院でいわれていたという.その時に心配すべき状態であることを認識した.
 2月14日(水曜)の昼近く,ピーちゃんが入院した動物病院から電話があった.MRI検査をしてよいか,という問い合わせだった.MRIは明らかに高額である.人間の場合,それほどの費用にならないのは保険がきくからである.一瞬考えてしまったが,承諾した.
 その日の夜,カミさんが動物病院に行って帰ってきた.安楽死を勧められたという.MRIで脳を調べたところ,右の大脳に脳髄液が溜まって右脳が機能しなくなっていると分かった.左の脳も圧迫されている.死ぬのは時間の問題である.仮に生きられたとしても,人間でいえば意識不明の状態で胃ろうで生きる状態になる.この状況では多くの飼い主が安楽死を選ぶ,と院長に説明されたという.カミさんとしては家に持ち帰って私と相談することにしたのである.
 10年以上前,同じ病院の院長から,入院させていた猫の安楽死を勧められたことがある.すぐに安楽死させた方がよいという.そのとき,私は安楽死をためらった.一晩考えさせてくれと頼んだ.が,その判断は間違いだった.その猫は次の日の朝までに亡くなった.すぐに安楽死させた方が楽だったのである.その後悔は今も残っている.
 次の日の朝,動物病院に私が電話し,安楽死を選ぶと伝えた.次の3点をいわれた.第1に,昼に安楽死の処置をする.第2,面会は12時まで.第3,15時半に迎えに来て欲しい.
 すぐに動物病院に向かい,ピーちゃんと面会した.獣医師さんからはMRIの映像によって説明を受けた.
 15時半に,カミさんと一緒にピーちゃんの遺体を迎えに行った.ピーちゃんは生きているように見えた.通常,猫が死を迎えるときは病院通いを続け,程度の差こそあれ衰弱することは避けられない.しかしピーちゃんは実に安らかに見えた.
 次の日,ハハコを連れて行った同じ葬祭社でピーちゃんの立会火葬を行った.

 ピーちゃんが我が家にいたことについては,入院していた動物病院との因縁がある.ある猫を去勢手術に連れて行った折,院長が私とカミさんに,犬を飼わないかと誘ってきたのである.ポメラニアンのメスの子犬である.ペットショップにいたこの犬は生まれながらに心臓に畸形のあり,なぜか院長が引き取って手術をして良くなったという.院長はそれからこの犬の引き取り手を捜し,何人か申し出があったという.ただ,ちゃんと飼うかどうか不安があるので,猫の面倒をよく見る私のところに声をかけたという.
 私は引き取るのを断るつもりでいた.が,予想に反してカミさんが引き取るといい,連れ帰ることになった.
 その犬の名前はピーちゃんにした.ポメラニアンの頭文字をとってPちゃん,といういい方もできるが,家で引き取っていた病気猫にQちゃんというのがいたので,QがいるからPにしよう,というのが実際である.
 我が家に初めて犬が登場することになった.人によっては,ポメラニアンは犬ではないという.しかし私にとり,犬はピーちゃんだけなのである.なるほど,犬は猫とは違うな,と思う.猫は,何も考えていないにもかかわらず,何かを考えているような顔をして私の傍にいる.しかしピーちゃんは大きな瞳孔で人を見て,人を明るくさせようとする.
 ピーちゃんを散歩に連れてゆくと,同じような犬を連れた人をよく見かけた.動物病院に行けば待合室で大小の犬をよく見かけた.眺めながら,犬とは人間の友だちなんだな,と感じた.猫は家族ではあっても友だちにはならない.

 ピーちゃんが亡くなったあと,よく散歩に連れて行った道を,自転車で辿った.

by larghetto7 | 2018-02-17 19:38 | 日記風 | Comments(0)
2018/02/12 月曜 ハハコ死す
d0028773_21434872.jpg
(奥がハハコ,手前がコロちゃん,右がタビー,2014/11/27撮影)

 我が家の2階の部屋で暮らしていた猫のハハコが死去した.
 ハハコは推定17歳の茶トラのメス猫である.もともとは野良である.カミさんによれば,ハハコが我が家の庭に定着したのが15年前という.私の日記には2005年の9月の記載に出て来た.この猫はよく子供を産む猫だった.あの母猫,といっているうちにハハコと呼ぶようになった.ともかく,何とか捕まえて避妊手術をしようとした.やっと捕まえて動物病院で避妊手術をしたのが2005年の9月だった.日記には,手術後に外に逃がしたとある.その猫が我が家に住み着いたのは,別の猫との因縁があるからである.
 ハハコが一緒にいたのはオスの白(シロ)と毛長(ケナガ)であった.白は文字通り白猫,毛長は長毛がかった猫である.この3匹はユニットになって我が家の庭にいたのである.
 ところが,まず毛長が大怪我をした.たぶん交通事故だろう.後ろ足の一本を切除したのである.足が一本なくても野良はできると獣医師は言っていたが,さすがに不安があるので,まず毛長を我が家の中に引き取った.次に白がお尻の辺でやはり大怪我をした.たぶん喧嘩をして逃げてやられてしまったのである.白はいろいろちょっかいを出すのに喧嘩は弱かった.ともかく,白も大きな手術をしたので,やはり家の中に引き取ることにした.たぶんそのときに,ハハコも捕まえて家に中に住まわせたのだろうと思う.
 ハハコと白と毛長の生活には別のオス猫も加わっていた.まず黒猫のクロである.この猫は,足が悪く喧嘩をしない温厚な猫だったので,結局,ずっと庭にいた.もう一匹は強猫のタビーである.タビーが具合が悪くなったときに,家の中に引き取り,毛長,白,ハハコと同じ部屋で生活をすることになった.
 時間は過ぎて,ハハコの傍にいたこの猫たちは次々と死んでいった.まずクロが亡くなり,ついで毛長と白,そしてタビーが追いかけるように亡くなっていった.生き残ったのはメスのハハコである.
 そのハハコであるが,この年末辺りから次第にやせていった.吐く訳ではないので,歳のせいと考えて,多少の強制給餌で栄養補給をしていた.同じ部屋にいるオス猫のコロちゃんが具合が悪くなり,部屋の中のケージに収めたが,ついでにハハコも一緒のケージに入れて管理することにした.私は気づかなかったが,私の昔の日記によれば,実はコロちゃんはハハコの子供だったのである.コロちゃんの方は持ち直してケージを出た.けれども,その間にハハコとコロちゃんを一緒にしたのは,母子であると思えば,良かったかも知れない.
 しかし,ハハコはこの2週間ほどの間に,急に食べなくなった.強制給餌として水で溶いたAD缶をシリンジでハハコに与えていた.それでも,急速に痩せていった.先週の水曜に動物病院に連れて行って,抗生剤の注射と皮下点滴をしてもらってきた.が,土曜に病院に連れてゆくと,3日でさらに体重は落ちており,しかも体温が低くなってると分かった.すでに今日明日の命ではないか,という.私も,そのときが医者に連れてゆく最後であろうと思っていた.
 獣医さんからは第1に身体を温めること,第2に水分,と指示された.部屋には暖房があるけれど,急いでハハコのケージの中に電気マットを入れ,ポカリスウェットを混ぜて水分の多い強制給餌に切り替えた.
 しかし昨日の午前,水分主体の強制給餌をすると,吐いた.私も長く,死にゆく猫は見ているので,ここからは余計なことはしないことにした.その後は,口に水分を含ませるだけにした.
 ハハコは動かずに寝ていた.ゆっくり呼吸だけをする状態が丸1日続いた.そして本日の午前10時50分頃,動かなくなった.そのときに死んだのだと思う.
 動かなくなったハハコの身体をケージの中で寝かせ直した.身体をペット用のシャンプータオルで拭いた.近所を回って線香立ての皿を探して買い,線香を炊いた.近所のJA南彩で500円ほどの花を2束買ってきて,ハハコのケージに供えた.

by larghetto7 | 2018-02-12 21:51 | 日記風 | Comments(0)
2018/02/11 日曜
教養学部は生き残れるか?

by larghetto7 | 2018-02-11 22:42 | 日記風 | Comments(0)
2018/02/03 土曜  豆撒き
 本日,節分であるので例年のように家で豆撒きをした.豆撒きをするのに息子のゲームが終わるのを待たねばならなかった.夕食前に私と息子とカミさんとで豆撒きをした.排除は良くないという思いがあり,基本的に「福は内」といって豆撒きする.家の外に向かって一度,「鬼は外」と言った.
 不思議に思うのであるが,私の家の周辺では「福は内,鬼は外」という声を聞くことがない.私が今の住所に住み始めて30年くらいになるけれど,ずっとである.子供の頃,茨城の田舎の商店街であったが,周囲の家では豆撒きをする声がいつも聞こえていた.豆はちゃんと売り出されているのだから,豆撒きの声くらい聞こえても不思議はないのに,と思う.この辺は十分田舎であるので,豆撒きなんてしません,イースターを祝うだけです,なーんて家があるとも思えないのに.

by larghetto7 | 2018-02-03 21:07 | 日記風 | Comments(0)
2018/02/02 金曜 ラタネのシミュレーションで意見の数を2より多くしてみると…
 ラタネらによるSocial Impactのシミュレーション,というのがある.セル空間でセルを個人と考え,セル間の相互的影響で何が生じるか,というシミュレーションである.一時,社会心理学で流行った.このシミュレーション,ラタネらのままだと,意見の値の数は2であり,片方が多数派,もう片方が少数派になる.
 このシミュレーションで意見の値の数を3以上にしてみた.3以上にすると,少数派が複数ある場合とか,相対的多数派が複数ある場合,といったケースで思考実験ができる.もともとの私の関心は次の点にあった.
 第1は,複数の少数派が多数派に対する場合,少数派は相互に接近するのではないか?という点である.なぜって,他の少数派が近くにいれば,多数派の影響力は低下するから,少数派が生き残りやすくなるだろう,ということである.
 第2は,相対的な多数派が2つあるとき,少数派は多数派の境界で生き残るだろう,という点である.理由は第1点と本質的は同じである.多数派間の境界では,多数派の影響力が減殺されざるを得ない.だからもし少数派が生き残るとすれば,その境界領域が最も可能性があるだろう,つまり境界人(marginal person)として生き残るんだ,ということである.
 シミュレーションを試行してみると,その通りになった.この件は,安易であるが,埼玉大学の紀要用の原稿として出した.

 まあ,そのほかの結果もありますね.意見間の隣接係数というのを計算します.この係数が高いと,ある意見のセルの周辺に対象の意見セルを(偶然以上に)見出しやすいことになる.上の「少数派間の接近」も,少数派間の隣接係数で見ています.自分と自分の間の隣接係数は,自己隣接の度合いを指すので,いってみれば意見集団の凝集性を表すことになるでしょう.そうすると,シミュレーションの収束分布で見ると,意見クラスタは何れも,自己隣接している.でも多数派は,意見がランダムに分布するときとあまり変わらない.だから多数派は,クラスタ化するといってもよいですが,あまり凝集はしないのですね.少数派は,凝集している部分だけ残る訳だから,自己隣接の係数はかなり高くなる訳ですよ.

 少数派なり多数派が傍にいる箇所で少数派が起き残りやすい,というこのシミュレーション結果は,同調研究で昔言われた実験結果を連想させますね.アッシュ型の実験だと,多数派は一様に誤答を表明する.もしサクラでない実験参加者の前で誰かが正答をすれば,参加者の同調圧力は減る訳ですね.しかし多数派以上に間違った回答者がいても,参加者は同調圧力に抗しやすくなる.今回のシミュレーション結果は,この同調実験の結果とメカニズムは同じなんじゃないか,と思います.

by larghetto7 | 2018-02-02 16:40 | 日記風 | Comments(0)