2019/03/24 日曜 A5ノートという選択
 2年前に退職してから,私はA5のノートを使っている.
 退職までは,私のノートはA4だった.もう少し正確にいうと,10年くらい前にメモ帖としてA5ノートを使っている時期があった.少し大きめの手帳の感覚である.しかし,手書きのメモ帳としては私はミドリ(Travelors Factory)のTraveler's Notebook を使うようになった.Traveler's Notebook は実に魅力的で,カスタマイズ出来て,文具ファンにはたまらないアイテムだろう.が,その後この大きさの持ち歩き用として iPad を使うことにしたので,心残りはあるが Traveler's Notebook も使用しなくなった(実は何年か前の新品カヴァーが1つ未使用で残っている─欲しい方には差し上げますよ).iPadの使用とともに,手書きノートはA4になったのである.
 ところが,退職の前後に大学と自宅で荷物の整理をしたところ,A4とA5のルーズリーフが随分と出てきたのである.A4は使うだろうが,そうなるとA5のルーズリーフが無駄になる.もったいないなぁ,と思って,A5ノートを使い始めた,という経緯である.
 A5用の,皮か何かの表紙のバインダが欲しいところだった.が,自宅には猫が沢山いるのでダメなのである.猫が爪研ぎをしてしまう.
 バインダをどうしようかと文具店を眺め,コクヨの超薄型バインダーというやつが目に入った.このバインダだと表紙を折り返して1面だけを表に向けることができる.退職後はどこかコーヒーショップに入ってノートを広げることがある.テーブルが狭いからA5ノートの片面だけを出せると大きさが手ごろなのである(下写真).写真のように,多くの場合,私はノートを横にして書く.カード感覚で使える.例えば何か電話で問い合わせてメモをとる,といった場合に大きさがちょうどよい.コクヨの超薄型バインダーは優れモノと思う.
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 しかしコクヨの超薄型バインダーは真ん中のリングを下にして書くと手がリングにあたって書きにくい.その後,King Jim の,テフレーヌ(TEFRENU)という同じようなバインダの製品があることに気が付いた.テフレーヌはリングが両端にしかついていないので,ノートの2面を使って書くことが容易になる(下写真).写真のように使うと,ノート2面がA4ノートの大きさになる.だから最近はテフレーヌの方を好んで使う.
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  テフレーヌも表紙を折り返すことができる.が,やってみれば分かるが,折り返すのはコクヨのバインダの方がやりやすい.
 コクヨにせよKingJimにせよ,文具メーカーがほんとによく考えていますよね.
  そうやってA5ノートのルーズリーフを使っているうちに,家に溜まっていたA5ルーズリーフも最近,ほぼなくなったのである.

by larghetto7 | 2019-03-24 22:17 | 日記風 | Comments(0)
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