2018/04/28 土曜 『第三の男』を観る
 県立図書館から借りてきたDVDで『第三の男』を観た.この映画を私が最初に観たのは,中学生か高校生の頃のテレビであろうと思う.街中で人影が大きくなる場面や下水道の場面を記憶していた.が,筋は忘れていた.その当時は結構,テレビで昼間に映画を流していることがあった.今でも覚えているのは(といっても記憶であるから実は不確かである),モニカ・ヴィッティとアラン・ドロンが出た『太陽は独りぼっち(この邦題は安っぽいけれど)』といった結構な名作を,昼間のテレビで観ていたことである.
 昔,鉄人28号のようなアクション漫画で下水道が場面になることがあった(ような気がする)が,この『第三の男』の影響ではないかと思う.これまたどうでもよいことであるが,つげ義春の漫画で人影が大きくなるコマがある.やはり『第三の男』のパクリでは,と感じている.
 その後,何年か前に,あらためて『第三の男』をDVDか何かで観た.そのときにあらすじは確認した.
 今回また観ようと思った理由はくだらない.県立図書館には映画のDVDがあまりなく,選択肢が少なかったから選んだのである.県立図書館よりは,教養学部の資料センターの方が映画のDVDは揃っているだろう.
 あらためて観て中身は同じはずであるけれど,覚えている場面の作りがやや違うと感じるのは,人間の記憶が事後的に再構成されてしまうことによるだろう.
 この映画に使われるアントン・カラスのチターの曲に,Cafe Mozart Waltzというのがある.Cafe Mozartとは,映画の最初の方で出て来るカフェであろうと思ったけれど,ほんとにそうか,確かめたい気分があった.映画では「ここがCafe Mozartです」とはいっていない.しかし作家のホリーが電話で,「Mozart Cafeで会おう」と言われて,カフェで何とか男爵と会う.だからあのカフェがCafe Mozartでよいのだと思う.ただ,映画ではMozart Cafeと言っていた.ネットで調べるとCafe Mozartが正しいようである.
 『第三の男』を観たせいか,Apple Musicでアントン・カラスのチター音楽を探し,何度もかけて聴いた.娘によれば,ディズニー・シーではそんな音楽がよくかかっているのだという.

by larghetto7 | 2018-04-28 22:13 | 日記風 | Comments(0)
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