9/19 埼玉大学歌
 先日の教授会で、埼玉大学歌を作るという話が出た。委員会を立ち上げ、ウチの学部からは言語学の先生が委員として出ることになった。
 内心、オイオイ、と思った。
 まあ、Corporate Identity というやつでしょう。東大などは最近、新しいロゴを作った。ロゴくらいにして欲しいですよ。埼玉県の形とサツマイモを重ねるとか。
 何か悪い予感がする。

 悪い予感。先日、例年の保険証(組合員証)更新の手続きをした。同時に通勤手当などの諸手当の確認書類を出すのであるが、手続き書類に赤い字で、「定期券やバスカードを提示してください」と書いてある。これって何かというと、教職員には通勤手当が出ているけれど、特に教員は金だけもらって定期券など買っていないのではないか、と大学本部が疑っているのである。仮に買っていないとしても、そんなこと疑ってどうする、と思うのだが、猜疑心にかられた大学本部は、一時は大学で一括して定期券を買って教員に支給することを考えていたようだ。組合との間でやり取りがあった末、学長は教員の定期券を確認するものとする、という規則が大真面目にできた。まさか学長がいちいち確認する訳もないので、事務方が確認することになったのだろう。
 悪い予感というのは、やたらと細かい規則を作ることに大学本部が喜びを覚え始めたかにみえることである。

 確か東京都で、君が代を歌わない教員を処分する、という話になったことはよく報道されている。つまり悪い予感とはこれである。現在、教員にタイムカードを出す可能性もないではない。そのくらいであるから、入学式とか卒業式で校歌を歌わない教授は処分する、などという笑い話も、笑い話とも言い切れない。
 私は愛国者であるが、君が代すら歌ったことはない。どうせ下らない、格調のない校歌を歌わされたのではタマッタものではない。

 昨夜は割りと早く寝た。しかし疲れていたのか、今朝起きたのは遅かった。日差しが強く、暑い。9月も 後半であるのに この暑さかな。
 学部ホームページ記載の文をメールが伝える。学部ホームページにその記載を追加する。
 昼過ぎに薬のカワチに買い物に出かけた。カワチの近くにイトーヨーカ堂があり、その4階にある新星堂に入った。『ヨハネ受難曲』を買ってしまった。家に戻ってCDの解説書に目を通すと、イエスが捕まってから処刑されるまでを描いた物語であるようだ。『マタイ受難曲』と比べてどうなのかね、というのが問題であるけれど、『マタイ』の方は日本語の解説書がないので、物語としてどう違うかが分からない。『マタイ』の方は、冒頭が「さあ娘たちよ、ここに来て泣きなさい(キリスト様が死んじゃった)」と始まるのだが、『ヨハネ』の方はイエス捕縛から始まるので、いきなりクライマックスに来る感がある。
 夕方、眠くなって床の上で一寝入りした。疲れていたのだろう。
by Larghetto7 | 2005-09-19 00:29 | 日記風 | Comments(4)
Commented by ウエノ at 2005-09-19 11:56 x
前の学校には、校歌がありました。でも、聞いたのは、入学式、卒業式、6大学野球の応援に行った時の3回だけです。あ、あと、学部主催の飲み会の時、酔っ払って、校歌を歌ってドン引きされた奴もいまたしたよ。
会社で、社歌があったかどうかは、覚えてません。でも、島津源蔵(=創業者)博物館ってのがありまして、入社してすぐ、総務の人に連れて行かれました。ちなみに、車のバッテリーのGSバッテリーって聞いたことあります?あれって、島津源蔵の略なんです。
で、その時の感想。「(今は、京セラとか、村田とか、もっとえらい会社あるけど、)○○○(社名)って、京都で、一番えらかったんだ」

stuff系の職業の人は、こんなことにも気をまわさなきゃいけないから大変ですね。
Commented by もり at 2005-09-19 12:29 x
もりと申します。出身の教養学部の現状が気になってこのblogにたどり着きました。先生の授業を受けたことはないですが。

教養学部の前身といえる浦和高等学校には校歌がありました。旧制高等学校校歌集みたいなCDとかカラオケの曲目に入ってます。昔学校があった北浦和公園の碑にも歌詞が書かれています。

歌詞は以下にありました。ただ、諸井三郎作曲と書かれた資料も見たことがあります。作曲者不詳としたものもあり、実際の所誰が作ったのか正確なことはわかりません。

http://homepage2.nifty.com/hirakyuu/D3525.htm

古めかしい曲調ですが、戦前のエリート候補生の気概が現れた歌詞です。

私が所属していた埼玉大学合唱団では、前の常任指揮者の増田順平さんが編曲されたこの曲を「学歌」と称して歌い継いでいます。ただ、合唱団で歌詞は一番だけが伝わっています。

大学職員の方も悪しき成果主義に踊らされているような所はないでしょうか。今年は交通費○○円削りました、○○の規則作りましたなどの成果が出したいとか。
Commented by 高木英至 at 2005-09-19 16:19 x
ウエノ様
 なるほど、島津ってのは島津源蔵さんだったんですね。サントリーの鳥居さん、ブリジストンの石橋さんみたいなもんですな。島津じゃなくてシマゲンでもよかったんでしょうね。
 しかし正直、傍から見てると馬っ鹿みたいですよね。
Commented by 高木英至 at 2005-09-19 16:30 x
旧制浦高の校歌のページ、拝見しました。どう歌われるのか、これだけだと分からないですが。そういっては悪いですが、『嗚呼玉杯』に比べると歌詞に格調がないですね。『嗚呼玉杯』の方はしかし、極端にエリート主義的で、今歌ったらひっぱたかれそうですが。
「悪しき成果主義に踊らされている」とは、その通りですな。1つ何かすると「中期目標実績」のワークシートに1行書ける、それを書きたいからあれをしろ、これをしろということになる。ここで「成果主義」というのが、企業のような利潤をあげた、という結果主義ではない点がミソです。成果はどうでもよいのです。お役所的に「何かやりました、頑張りましたよ」と書けるかどうかが問題ですから、費用対成果などは考えることなく、上の方がやれという。上の方というのは、事務方は埼玉大学には2、3年しかおらず、埼玉大学を単に自分のキャリアの踏み台にするだけの人たちですから、短期的に「成果」を出してもっと良い所に行きたい、ということ。そんなことをする費用と労力を我々や事務方の下の方が負担する訳ですから、埼玉大学に長くいる人はたまりません。
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