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12/31 土曜 まさかの大晦日
 あっという間に大晦日になってしまった。駆け抜けるような1年だった。いや、「駆け抜ける」というのは、颯爽とした1年を過ごした人への形容である。私の場合、躓いて転びそうになって、おっとっとといっているうちに過ぎた1年だ。何といったらよいだろう。そう、

今年は、転がり落ちるような1年だった。

なんか惨めな気がするな。

 13時頃に年賀状を書き終えて、郵便局に持って行った。年賀状を出すのが大晦日というのは、今までに皆無とは言わないまでも、この10年間ではなかった。それだけ滅茶苦茶な状態だったのだろう。
 PCでプリントするだけなら29日には年賀状を出せた。そうしなかったのは一言を手書きするという方針を変えなかったからである。意味のある苦労だったかといえば、合理的には無意味な苦労だったと思う。そんなもん、だれも感心はしない。時間はより有効に使うのが合理的である。が、ことは personal norm の問題である。
 カミさんはいろいろ買い物に出ては戻ってくる。実は明日は私の母が来るので、いろいろ手配をしないといけない。
 今日初めてメールを開くと、某N先生から学生向けの調査に関する打診のメールが来ていた。止せばよいのに、調査票を書き換えてメールで送った。感謝されるかどうかは分からない。

 夕方近くになって薬のカワチに買い物に出た。猫食糧を買ってきた。考えてみると、昔と違って今は正月だから店が閉まっている、ということは少ない。
 私の原体験:学生の頃、池袋に住んでいて、正月に買い物が出来ずに苦労したのだ。
 段々と紅白歌合戦の時間が近づくに従い、少しは正月を迎えようとする気持ちになった。紅白歌合戦は、むろん観ない。
 昨夜から、クラウディオ・アラウのピアノ演奏によるベートーヴェンのピアノソナタ全集を最初からかけている。CD10枚+1枚(ディアベリ変奏曲)である。今、8枚目になっているから、掛け続ければ今年中に終わる。この全集を年末にかけるということには、さしたる意味がある訳ではない。あえてあげれば、音楽CDとしては今年最大の出費だった、ということくらいである。
 ベートーヴェンのピアノソナタは興奮しながら聴くことを要求しているような気がしていた。しかしアラウの演奏はテンポが遅く、悠々とした演奏である。BGMのようにかけても様になっている。と書いているうちに26番の「告別」が終わった。

→ 年末のベートーヴェン
 
by Larghetto7 | 2005-12-31 00:09 | 日記風
12/30 金曜 カミさん子供は動物園
 昨夜は年賀状を書いていて、そのまま居間で寝た。おきたのは遅かった。外はよく晴れていて、猫はほとんど出払っていた。チーコが外に出たがっている。今は寒い冬ではあるが、日が当るわずかな時間は暖かい。
 年賀状を書く。さしたる数を出す訳ではないけれど、一言書くのに時間がかかる。気が乗らないとその一言が思い浮かばない。
 14時過ぎ、カミさんが下の娘と息子を連れて、近隣の東武動物公園に出かけた。ここは動物園と遊園地が一緒になっている。16時半には閉まるので今から行ってもどうかといったが、動物園だけを見てくるという。ペンギンでも見たいのだろう。息子は今、恐竜の図鑑を好んで眺めている。
 私も動物園、植物園、水族館は好きであるから一緒に行きたかった。が、年賀状書きがあるのでやめておいた。
 年賀状が少し書き終わるとその分をすぐに郵便局に持って行く。郵便局の本局は2ブロック先であるので、すぐに行ける。17時に行ったらまだ開いていて、結構出しに来る人は多い。そうか、世間は公務員、国立大学法人教職員ほど暇人ではないのだ、と思う。
 ほどなくカミさんの車が東武動物公園から戻ってきた。上の娘も一緒に行っていた。下の娘と息子が空気を入れる人形を買って、手に持っていた。
by Larghetto7 | 2005-12-30 15:26 | 日記風
12/29 木曜  遅まきながら年賀状作成
 本日のテーマは年賀状の作成である。今年はいろんな雑用が「後ろ倒し」になった。しかも終わっていない。もう仕方ないと割り切る。で、作っていなかった年賀状をあわてて作ることにした。
 昨夜、自宅居間のPC(Win 2000)にインストールされている「宛名職人」というソフトをいじってみた。なぜか、イラストが戌年のものが使えない。画像だけならインターネットで拾えばよいか、と思った。しかし探してみると結構、有料になっている。なら、同じソフトの今年版を買った方がよい、と踏んで、安売りソフトの Sourcenext のサイトでダウンロード版を買ってダウンロードした。インストールするときにユーザー登録というのがあり、登録しようとする。すると、メールアドレスと何かが同じのがある、といって先に進めない。そりゃ、私が先に登録したんだよといいたいが、相手は受け付けない。こういうの、よくある。以前の登録情報は、記録したものもあるだろうけれど、ないのもあり、あっても探すのが手間がかかり過ぎる。確か Borland の Delphi も、同じような理由で、正規に買っているのに登録できない、ということがあった。われわれはあんたんところのソフトだけ買うわけではないから、そんなに登録情報まで覚えていられないよ、といいたいが、どうしようもない。
 ともかく、新しい宛名職人をインストールし、住所録データを読み込んで整理したのが昨晩である。
 今日、起きたのは9時頃だった。まだ眠い。よく晴れている。外に出ると猫たちが寄ってきた。
 して、年賀状作成にかかるも、時間かかるわな。

 ネットのニュースを見ると(最近はテレビを見なくなった)、文科省が論文捏造のペナルティを作る、といっている。今までなかったのか? 
 私が院生だった頃、一緒の仕事をしていた理系の院生が、データの捏造なんて普通のことですよ、といっていた。注目される結果なら追試をされるから、捏造ができるかどうか、疑問もある。注目されない結果であれば可能なのかも知れない。
 社会心理学の場合、実験データの捏造は可能なのかどうか、ということを考えてしまう。注目される結果では追試があるのが普通だ。しかし、歴史的に重要な実験結果について、後の追試では「その通り」であった結果も、そうでなかった結果も出てくるのも普通だ。だから、分からないで終わりにできる余地はあるのかも知れない。
 何というか、ある研究室でやった実験でないと再現されない実験結果というのもある。その場合、実験手続きが、論文に書いてあるだけでは再現されない、ということだろう。そういう微妙なところが重要な実験結果があると、それはそれで追試を累積させて新たなことが分かるともいえるのだろうが、効果自体が robust でないことに労力を払うことの馬鹿馬鹿しさ、ということの方が重要かもね。

 さて、年賀状を書く態勢になったけれども、いざ書こうとすると言葉につまる。何か一言書くのであるが、何を書くかでいろいろと考えてしまう。こういう点が私の、要領が悪いところだろう。もらう年賀状など、大したことは書いていない。が、できれば心に残る一言を書こう、などと余計なことを考えてしまう。
 何を書けば心に残るのか?
 年賀状の書き込みでよくあるパタンは、くどくどと自慢話を書くことである。そういう年賀状は目にするたびに不快を催す。ただ、この点は自慢することがない私のひがみかも知れない。
 自慢話を書くことは、社会心理学的には印象管理としての自己高揚である。過去の知見からするとこういうパタンに臆面もなく従うことで、実際に得をするらしい。だからやれればやるべきなのだろうが、恥ずかしくてやる気がしないのは極めて日本的感性を持つ私の本質かも知れない。
 理論的には、自慢話のような positive な内容は、記憶には残り難い。人は、何らかの意味で negative な情報の方に注目するからである。単に negative というだけではまだ弱いかも知れない。最も記憶に残りやすい条件は何かと考えると、その人に適用されるスキーマから外れることを書くということだろう。単に外れるだけではかえって把持されにくいはずであるが、例外的な印象を与えれば記憶に残りやすい。
 そう考えると、一番印象に残る年賀状の文面とは次のようなものではないか?

 あけまして おめでとうございます。
 本年が○○先生とご家族様に最良の年でありますことを
 お祈り申し上げます。
 ところで私、今、人を殺してしまいました。

絶対、記憶に残るよね。

今日買ったCD → パリは燃えているか
by Larghetto7 | 2005-12-29 11:11 | 日記風
12/28 水曜 講義概要をやっと書く、歯医者
 本日、仕事納めのようであるけれど、私としては家にいる。16時から歯医者が入っていて、大学に行って帰ってでは時間の使いようがない。
 今朝は8時台におきた。寒いけれども、今さらいっても仕方がない。よく晴れている。
 私が庭に出ると猫たちが猫ドアから庭に出てくる。食糧をあげるけれどもさして食べない。あちこちを飛び回ってからどこかに消えてゆく。どうも私が追い出しているようで気がひける。あるいは、猫たちは挨拶してから外に出る、ということなのか?

 今日は家にいて、昨夜に引き続き次年度の講義概要を書くことに決めている。締め切りはとっくに過ぎている。いやはや、やっていない仕事が多い。
 講義概要を書くくらい楽勝と思っていたけれど、何をやるかという点で考えてしまってなかなか進めない。ルーチン化した授業ではほとんど昨年のままでよい。しかし演習などは何を取り上げるかを考えてしまう。

 講義概要書きが以前より面倒になった。1つには、項目が決められて分量も多めになったことがある。が、この点は本質的ではない。指定がなければ私は、むしろより長く書く。
 困るのは、第1に、1日1日、どの日に何をするかを特定しないといけないこと。そうすべきであることは分かるのだが、今の環境のもとではかえって状況を悪くしているように思う。そもそもこの時点で、なぜ来年の秋学期の授業内容まで決めないといけないのか? その間により良い授業を構想できても、実施できないことになる。講義概要を書くことを求められる時点が早すぎる。時間的にいって、何も考えずに講義概要を書く以外になくなってしまう。
 困る第2は、縦横四角のフォームが決められていて、中に文章を埋め込むことに手間がかかることである。まっさらの文書で書くなら簡単でも、書いたものを細かく切って枠の中に流し込まないといけない。その枠がまた細かい。ならWeb入力をするシステムを作ってくれといいたくなる。
 この、縦横十文字に罫線を引くという感覚は何とかならないのか、と思う。出来上がった講義概要が、罫線が多くてグロテスクなこと。しかも、紙数を余計に使っている。余計な罫線など入れなければ、手間もかからず、講義概要を薄くできる。
 どこぞの馬鹿がわざわざやっているのである。文字に大きなフォントを使い、枠を作っているから空白が多い。罫線で頁数も食っている。どうみても無駄である。しかし他学部の講義概要と並べたときに厚い方が偉そうに見えると考えてこんなことをしてやがる。おかげで、講義概要は分厚くなり、学生にとっては持ち歩き難くなる。

 講義概要を考えている間に多少の業務メールあり。返事を書く。
 さて、そんなこんなでなかなか書けず、書き終わったのが15時45分頃だった。数えるとファイルが12個だった。同じ授業で別の講義概要を書かないといけない授業が3つあった。同じ原稿を回せばよかろうに、と思う。
 ファイルを圧縮して学務係にメールで送ったのが15時55分だった。16時までが期限というか、その頃までは事務もやっている、といわれた時間である。
 歯医者の予約が16時であることをカミさんに気づかされた。そうだ、忘れていた。急いで支度をして歯医者に行った。
 今日は、悪くなった歯に金をかぶせた。お金がかかった。夏に悪くなった歯を、ずっと放っておいて、ここでやっと処置した格好である。
 歯医者から帰ったときにはやや疲れた。今日は楽勝と思っていたけれど、辛かった。といっても、まだ放ってある仕事も多い。
 私が年賀状を書けないので、カミさんが一部の人宛の年賀状を書いて出しに行く。何通かに私も添え書きを入れた。今夜、年賀状を作らないといけない、と思う。
by Larghetto7 | 2005-12-28 18:40 | 日記風
12/27  火曜、仕事納め的な雑踏
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  黒子(クロコ)
黒子は、黒が多いですが、正確には三毛です。小黒(コクロ)は姉妹で、同型。この黒子と小黒はちょっと見るだけだと区別がつきにくい。小黒は人になれた猫ですが、この黒子はあまりなれておらず、下手に近づくと猫パンチを繰り出します。

 7時半頃におきる。今朝も寒いけれど、はった氷の厚さはこの数日では薄い方だった、ような気がする。寒いには違いない。引き続きやや風が強かった。私が庭に出ると大白、小白、小黒が猫ドアから現れた。食糧をあげたけれどあまり食べない。そのうちにどこかに出かけてしまった。2階の猫たちは例によって食欲旺盛。
 9時近くに家を出る。本日、午前中は用があって某所にいる。昼頃、北浦和駅前のミスタードーナッツで初めて、飲茶セットといいうのを頼む。半チャーハンとドーナツ1個と、紅茶で640円だった。バスを1つ前で降りて、本と文具の一清堂、というところの2階の文具売り場に行く。この文具売り場が、簡単にいける範囲では一番文具が揃っている。
 12時過ぎに大学に着く。センター試験監督配置について、学務のAさんから連絡あり。院の受験希望者から届いていた問合せにも答えないといけない。実験室では院生のS君と4年生のIさんがいたような。まず業務優先とする。試験監督配置についてAさんに話し合いに行く。一応、決着。事務室でU先生を見かけたので、大学院のホームページについて、検討のお願いをする。検討して1月中には返事を頂くことになる。研究室に戻り、問合せへの返信メールを出す。
 少ししてから、実験データの分析について、S君と協議する。
 学務係長から、次年度の高校生向け講座について連絡あり。社会学専攻では私が授業を出すことになった旨、説明に行く。当初私が申告していたのとは、授業時間の配分が異なってくる。
 多少の業務メールがあるも、当面は無視。
 16時過ぎに帰路につく。風が冷たい。昨日と本日、本当に寒いと思う。
 帰宅は17時半頃だったと思う。すっかり暗くなっている。今が一番日が短いときのはずで、これから段々と日が長くなって暖かくなるぞ~、と気休めを考える。
 さて、実は今日中に来年度の講義概要を書かないといけないのであるが、いろんな用が同時に存在し、ひとつに集中できない。この、一つに集中できないというところが私の能力的な限界のような気がする。一つを決めたら他は無視することが必要なのだ。
 やはり身体が疲れている。風呂に入ると気持ちが良い、というジジ臭い感覚。誰でもそうだと思うけれど、若いうちって、風呂に入るの面倒ですよね。子供の頃って、風呂に入ってもすぐに出ていた。
 仕事が終わらない。しかし起きていても仕事ははかどらない。眠いので寝てしまおう、と思う。
by Larghetto7 | 2005-12-27 12:52 | 日記風
12/26 月曜 しつこく授業の日、年賀状も書けず
 本日、正月前の最後の授業の日となる。クリスマス過ぎて授業というのは、以前は絶対になかったけれど、近年は何度か経験がある(ような気がする)。野暮だよな。休みたいけれど、休むと補講を求められるので、休めない。
 溜まった雑用は休日中には処理されなかった。休日を台無しにしてもまだ苦難が続く。年賀状を書けそうにない。出さなければいけないところはカミさんが、手書き+スタンプで出すから、という。そういえば家には、戌印のスタンプがいくつか買ってあった。たぶん娘が買い込んだのだろう。
 夜中、風呂を出て2階の私の部屋、よく言えば書斎に入ると、猫の毛長がニャーといって寄って来る。何か食いたいのだろう。私の見るところ、猫は食糧を要求するときには顔を何かにこすり付ける仕草をする。大き目の猫缶を持って戻る。3匹銘々に缶詰をあげる。みんな黙って、同じ格好をして食い始めた。食った後はそれぞれ、気に入った場所に散ってゆく。そのまま寝てくれればよいのだけれど、この時間帯にはモモちゃんとコロちゃんが空中戦を始める可能性がある。
 今、お茶をいれに台所に行くと、猫部屋との境のガラス戸の近くで件の小黒がいた。台所の中に入れた。煮干などをあげたけれど食べるでもない。こうやって他の猫が来ることは、家猫のチーコに知られないようにやらないといけない。本妻に知られずに愛人と密会するようなものである。そういえば、12/23の記載 → 本妻と愛人

 授業の準備をし、寝たのは3時半頃だった。寝て1時間くらいしたときに一度チーコに起こされた。また寝た。3時間睡眠で6時半にはおきる。娘たちは学校は休みになっている。上の娘は何かの講習会で早く出てゆく。今朝、既に小黒には病院から与えられていた抗生物質を与えたという。外はまだ寒いのに、猫たちは庭に出ていた。食糧をあげたがほとんど食べない。2階の毛長たちは相変わらず食欲が旺盛だった。
 7時半頃に家を出る。風がやたらと強い。山形の方では電車が風で転覆したらしい。
 大学に着いたのは8時40分頃。授業に行くと2人しか来ていなかった。OさんとH君。建物内は静かで、授業をしている形跡は少ない。授業を始めると段々と人数が増えてきたけれど、いつもよりは少ない。時間早めに授業を終える。
 この授業のレポートが大きな塊のようになっている。数年間の保管義務があるので返却できない。返却するとすればコピィをとるか、pdf ファイルにでも落とすのであるが、その手間と費用を誰が負担するんだ?
 委員会予算の使用額を確定するために生協にソフトの注文に行く。しかし生協の売店は22日までといって、閉まっている。この日にちで授業があるのも変であるが、生協が閉まっているのもけしからん。開いている生協の食品売り場でおにぎりやお茶を買ってきて食べる。
 7・8の授業の準備をする。プリントを用意する。
 7・8に概説。やはりいつもより出席者が少ない。早めに終わるべきところを、時間いっぱいいやってしまった。
 研究室に戻る。実験室には4年生が3人来ていて、SPSSの作業やら文章書きをしていた。多少話す。
 眠いので17時過ぎに帰路につく。寒い。その上風が強く、冷たい。この冬最も寒いと感じる帰路である。やはりずっと眠い。バスの中で寝入ってしまい、目を覚ましたときには終着の北浦和駅まで、私以外の乗客は既にいなくなっていた。急いでバスを出た。
 帰宅は19時前と思う。私が家に着くと、猫の大白、小白、黒子、小黒、母子が出てきた。食糧をあげるも、あまり食べる訳でもない。猫たちは寒い中を、庭を飛び跳ねている。何のために出てきたのか、判然としない。
 小黒は家の中の猫部屋にいて、普通の状態に戻ったようだ。薬はカミさんがあげたという。
by Larghetto7 | 2005-12-26 01:01 | 日記風
12/25 日曜、寒く乾いたクリスマス
 卒論の提出前ファイルを見ながらつらつらと考える。見ている卒論の作業は経験的データの分析、いわゆる統計処理が多い。データの分析をすると卒論としてはまとまりやすい、というのが私のこれまでの経験であり、この経験を学生には伝え、薦めてきた。実際、データ分析以外の卒論はまとめにくい。というより、どうまとめてよいか、私自身 no idea である。私自身の問題設定をするなら書けると私自身は思うかも知れないけれど、学生さんが持って来るテーマを前にすると考えが浮かばない。
 データ分析に付き合っていると、ある種の快感がある。そういっては何だが、単純作業に伴うような、日記を書くような、単調さ。この単調さからは極めて人間的な響きが伝って来る。人間らしい生活と両立する営みのような気がする。
 しかし私がやりたいことはこういうことではないんだろうな、という気もする。もっと苦痛に満ちて、もっと古めかしく、もっと根本的な、しかしもっと軽薄な、無から有を生じさせようとするような。そういうサイクルを、センター試験でも終わったら始めたいような気がする。
 朝、なるべく早く動物病院に行って、小黒を連れ帰りたい。小白たちと一緒にいさせてあげたい。
 といって、目覚ましをかけていたので、目覚ましが鳴る以前に目を覚ました。またも3時間くらいしか寝ていないけれど、これで通常の生活時間に戻ったように思う。
 今朝は曇りがちで時折日が当る。日中は比較的気温が上がるらしい。庭では氷が厚くはっており、水道は凍ったままで水が出ない。
 その寒そうな庭に猫たちが日に当りに出てくる。
 予定通り、9時ちょっと過ぎに猫の小黒を動物病院に引き取りに行く。台所でケージから小黒を出すと、食糧も目にくれずに外に出た。私が後を追うと、同じ外見をした黒子(クロコ)と一緒に向かいの家の方角に去っていった。実はあちらに居場所があるようで、ウチの近所にはそういう場所が多いようだ。しばらくすると戻って来ると思う。
 連休も今日で終わりで、明日までにやらないといけない仕事が多い。休みだから働くというのは、どこか間違っている。休みに働いて結果を平日に持って行く、という姿である。
 不平を言っても始まらないが、今年は研究時間が全くなかった。異様だった。ある意味では私自身が余計な仕事を生み出した面があるけれど、やはり諦めがつかない。来年の3月を過ぎれば、アドミッションセンター員の仕事以外は(それだけでも大変なのだが)放り出そうと思う。

 さて、件の小黒であるが、しばらくの間は姿を見せなかった。午後になってやっと庭に姿を現した。向かいの家の敷地に行っていたかと思ったら、ウチの庭に置いた犬小屋(猫用の犬小屋)の中に隠れていたようだ。しかしなかなか、家には入ろうとしない。抱き上げて家の中に入れたが猫ドアを通って出て行った。
 猫には接近のモジュールと回避のモジュールが独立に備わっているようである。手術をされたので回避のモジュールが働いているが、寄ってこようとする傾向も同時にある。時間が経てば以前のように近づいてくるだろう。しかし今は時期が悪い。暖かい時期ならば家の中に入らずとも過ごせるけれども、今の時期、回避のモジュールが強いと外で凍えてしまう。
 夜になって小白が小黒を連れ帰った。小黒に触ると毛が冷たい。いろいろ食糧をやって家(猫部屋)の中に留まるように仕向ける。以前にように、家の中で寝ようとしているかに見えた。

 仕事であるが、思うようにはかどりませんわ。はは。
by Larghetto7 | 2005-12-25 01:58 | 日記風
12/24 もうクリスマスか、の土曜日
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  モモちゃん
このモモちゃんは私の部屋の猫住人の第1号で、捕獲したときには片手に乗る大きさでした。大きくなりました。最近はダイエットを考えてあげないといけないほどです。

 このブログを書きながらふと思ったのは、私のように浮世離れした生活をしている人間が、実は世間並みにカミさんがいて、子供が3人いる、ということである。
 さて今日は世間ではクリスマスということで、人によってはいろんなイヴェントをするのだろう。特に若い人は見栄を張って大変ね。私としては今日はいくつかの地味なミッションを抱えている。まず第1に朝のうちに、猫の小黒(コクロ)を捕まえて避妊手術をさせに動物病院につれてゆく予定になっている。小黒も避妊手術が可能な年齢になった。小黒を避妊させれば、我が家にたむろする猫たちの去勢、避妊が済むことになる。問題は、果たして注文通りに明日の朝、小黒が捕まるかどうか、である。しかし小白と小黒が一番我が家に人間に恐怖感を抱かない猫なので、その点は楽観的に考えている。
 最近よく現れるオスのテレビ猫も、野良に決まっているから、捕まえて去勢手術をできればよい。が、あの猫を捕まえるのはまだ難しいように思う。
 第2に、今日は日中に母のもとを訪れる。お金のかかる話を処理しないといけない。

 早起き?して猫の小黒を捕まえ、動物病院に連れて行った。なついている小黒ではあったけれど、籠に入れて連れて行こうとすると籠の中で暴れた。動物病院で籠から出すと割と落ち着いていたように見える。動物病院の先生もなれているのだと思う。避妊手術を今日して、明日の午前には戻れるらしい。再び捕まえ難い猫であると、抜糸の必要のない方法で手術をするのだが、小黒は捕まえやすいと踏んで、もう一度抜糸につれてゆくやり方をとることにした。小黒を捕まえて連れ出したので他の猫たちが恐れてしまうのではないか、小黒がいないと他の猫たちが心配して探すのではないか、などと心配した。戻ってみると大白、小白たちは普段のようにしていた。日が当って昼間は暖かそうだ。乾いて埃っぽくなった庭に少し水を撒いた。あまり水はやれない。昨日の昼間から地面に放置していた氷がまだ溶けずに残っているくらいで、水が多いと地面全体が凍ってしまう。
 再び卒論の事前コメントにかかる。私は「教え過ぎ」なのかどうか、境界的だな、と感じる。もともと、現代社会の同僚からは、私は「教え過ぎ」という批判がある。そこまで教えてやったら学生が自分でやったことにならんだろう、ということである。まあ、難しいところだ。
 今、コメントを書いている学生は良い方の学生である。事前の協議なしに卒論が出て来て、ダメだった場合、どう処置するかが難しい。「書き直し対象者」は、基本線そのままで何とかなる学生だけで、その他については卒業を遅らせて頂くしかないだろうと思う。
 それにしても「業務」のプレッシャーも強くなった。休みは明日までで、月曜にはいろんなものを出さないといけない。授業の準備もある。卒論事前原稿を見ていられるのはあと数時間である。
 昼過ぎ、カミさんがわざわざ、大宮駅のエキュートまでクリスマスケーキを取りに行く。私は用意をして母のもとに行く。戻ったのは18時半頃だったと思う。
 夕食。その後でクリスマスケーキを食べる。先頃 Unisef で買った、使い道のないロウソクをこのときに使う。私がせっかくクリスマスオラトリオのCDをかけたのに、みんなテレビで女子のスケートを観ている。われわれがケーキを食べようとするとき、チーコにはチャオのカツオをあげた。猫部屋の猫たちは日が暮れると静かにしている。クリスマスであるからと、何度か足を運んで缶詰や煮干をあげる。小黒がいないために何やら寂しい。
 ピンポイントの天気予報では、明日の明日はマイナス6度まで下がるという。マイナス6度!!寒いクリスマスになったものだと、猫のことを心配する。
by Larghetto7 | 2005-12-24 01:16 | 日記風
12/23 金曜、休日
 本日は休日であるので、ゆっくり仕事が出来る、って、そりゃなんか変だろう。
 昨日の夕方に寝たせいか、昨夜(今朝)は5時頃まで起きていた。寝たときにはやはり、家猫のチーコと一緒だった。一度チーコに起こされたが、また寝て、ちゃんと起きたのは10時を過ぎていた。今朝の最低気温はマイナス5度という予報だった。実際、外はよく晴れて日が当ると暖かいけれど、庭に置いた水はこの時間でも氷をはっている。
 よく晴れている。ということは、日が落ちると寒くなるということだ。
 昨日、気象庁が「暖冬」の予測を「寒冬」に変更した。露骨な予測変更であるが、実は毎年のことである。昨年も「暖冬」といっておきながら、やけに雪が多く、結局予測を変えた。予測通りであったことは、まずない。それにしても今年の変更幅は大きい。
 例の複雑系という話は、どれだけの成果があったかは知らないが、こういうときの言い訳として活躍するのは確実のように見える。気象は本質的に複雑だから、予測できない、といえば済むのかよ。
 景気の予測と気象の予測はどちらが「複雑なのか」と考えてしまう。素人目には似たようなものと映る。気象の方が自然現象であるから予測しやすいように感じるけれど、理学部の先生に言わせるとそうではないという。
 ただ、景気の予測では外れれば叩かれる。気象の予測の方は、少なくとも日本では大目に見られて済んでしまうように思う。もっとも、気象会社であれば、予測が外れると損害賠償を求められるのかも知れない。信頼区間を広く取ってごまかす手もあるかも知れないが、それだと予測としての意味を持たない。
 で、本日、引き続き卒論ファイルに目を通そうと思ったら、真っ先に見たファイルの主は既に提出した、という。まあ、特に不思議ではない。

 本日の最も大きなイヴェントは、そう、髪を切ったこと。「髪を切る」という話はサイトのどこかに書いたなぁ、と思って調べると、あった → 髪を切る。ほぼ2年前の記載だった。そのときも傍に猫のチーコがいたと書いてあった。今回も髪を切っているとチーコが寄ってきた。
 カミさんがケーキを持ち帰った。クリスマスケーキの1回目とかで、明日は明日でまたケーキを買ってくるという。上の娘は友達と、割の近所の、何とか神社の隣のレストランに行っているというので、上の娘抜きでケーキを食べた。息子のYがやはり、イチゴを欲しがる。上の娘は戻ってきてから残っているケーキをまた食べた。
 やはり昨夜は風呂に入らなかったので、昼間に風呂に入った。
 卒論のファイルに目を通すも、途中で委員会MLのメールが飛び込んできて、余計な労力を使ってしまった。
 21時頃から、疲れがあるので布団に入って寝た。0時頃にまたおきた。結局、あまり仕事が出来ていない。段々と焦ってきた。
by Larghetto7 | 2005-12-23 12:06 | 日記風
12/22 卒論対応
 やらなければならない業務が多いのであるが、ここに来て卒論指導(ちょっとだけ修論指導)の対応に追われている。今年は指導の4年生が多く、数えてみると18名いる(来年は少なくなる模様だ)。全員が卒業するとは思わないが、この学部としては卒論指導対象者が多いのは確かである。時間がかかる。
 来年度の授業を考えるために、Baron & Byrne の Social Psychology の新しい版の中身をパラパラと見てみた。何となく内容が薄く、軽くなったような気がする(なんか、公民の教科書みたい)。以前の版のテキストは、学部生以上に読ませても勉強になると思える記述が少なくなかった。文章も、他分野のテキストに比べると(英語的に)やや難しい記述があった。論文ほどは難しくはないけれど、程度の高い記述もあった。しかし見たところ、段々と易しくなっているような気がする。想像するに、このテキストを使う大学の範囲が広がり、水準の低い大学もお客さんになってきた、ということかも知れない。
 以前、アメリカの、あまり良くない大学で教えている人に「テキストは何を使っているか?」と尋ねたことがある。やはり有名な、Baron & Byrne クラスの、あるテキストを使っているとの返事だった。ただ、「motivation の章だけ」という。ああ、そう。その大学は、たぶんコミュニティ・カレッジより少し良い、くらいだと思う。そう考えると、私の授業って、「アメリカの大学並みに英語のテキストを読んでいる」ことになるかも知れない。
 私の授業で英語のテキストを使い始めたのは、以前、一ツ橋の某M先生にテキストをどうしているかを問合せたところ、ある英語のテキストを読んでいるとの回答があったことによる。やってみようか、と思って始めた。同僚は「東大でもあるまいに、そんなことできる訳ない」という反応が多数であった。が、やってみると、一部の学生は付いて来る。Quiz をやってもコンスタントに一定の点数をとる学生がいる。一部でも、付いて来る学生がいる限りは続けようと思う(一部いるかどうかが危なくなってきたけれど)。

 本日、普通におきたけれども、朝から天気が良くない。雲って日が当らず、寒い。その上風も強い。庭に出て猫に食糧をあげた。
 大学に行くかどうか、迷った。行けば行ったでやることがあるが、事務的な提出物を催促されるのが怖い。家で仕事と決め込む。卒論のファイルを送るように学生宛のMLにメールを流しておく。
 目の前に業務と卒論指導がある。ここまでは期限のある業務を拾ってきたが、今日は期限を無視して卒論の方をとろうと思った。以前に送ってもらった卒論のファイルに目を通し始めた。
 われわれの本体業務は教育研究である。卒論に目を通しているうちに、こういうことをすることが本来の仕事であるという感覚が戻ってきた。
 昨日は風呂に入っていなかった。日中、風呂に2度入った。
 午後に買い物に出た。花を買ってきて仏壇に供えた。昨日は祖母の命日であり、昨日は線香だけを供えていた。庭に置こうと思った小さい花の鉢も買ってきた。死んだ猫たちのために庭に置こうと思っていた。しかし今日は風が強く、その上、すぐに寒くなる。明日の朝、日が当ってから置こうと考えた。
 夕方、眠くなった。居間のソファーベッドの毛布の上で家猫のチーコが寝ている。そのチーコをどけて、毛布を敷き、上から別の毛布をかけて寝た。チーコを毛布の中に入れた。チーコはずっとそのままに、私の右腕のそばで寝ていた。3時間ほど寝て、起きたときには夜になっていた。寝たせいで身体の疲れがいくぶんとれた。
by Larghetto7 | 2005-12-22 11:07 | 日記風