寝て起きたら11時になっていた。まあ、よく寝たのだろう。空は青いがときおり曇る。
いつものように猫たちに食糧をあげた。
今日はいくぶんのんびりした気分である。やらずにいる仕事が多いけれども、今日くらいはのんびり過ごさないと持たない、という気持ちが他方である。
昼間、近所の子が息子のところに遊びに来ていた。息子も家にいるとうるさいと感じるけれども、他のうちの子たちはもっとうるさい。
近所の郵便局でお金を引き出そうとした。ら、支払い不能、と出る。なな、なんと、と思っていたら、カミさんが言うには、銀行の統合とかで、今日は支払い停止なのだという。許せない。そんなことで停止にするなよ、と怒る。
猫のトシちゃんの遺骨は先週からトシちゃんがいたケージの中に納めてある。今日、庭に穴を掘って埋めようと考えた。庭に雑草が多く、草取りから始めた。穴を掘ろうと思うとシャベルが見つからない。息子がどこかに出したままになって、分からないようだ。カミさんが娘と息子を連れてラーメンを食べに行くというので、ついでに買ってくるように頼む。
シャベルが届いて、庭に穴を掘って遺骨を埋めた。線香をあげた。
そういえば、『硝子戸』によれば、例の『吾輩』の猫も漱石が庭に埋めている。漱石の家が持ち家であったか、貸家であったか、というのはいらぬ詮索である。
こまめに買い物にいったので、夜買い物に出るのは止めにした。