今日は猫のトシちゃんの火葬をすることになっている。
7時台におきた。猫たちに食糧をあげる。トシちゃんの遺体のあるケージにも食糧と水を置き、線香をあげた。
今日は9時前後に東松山ペットメモリアルパークの係員がトシちゃんを引き取りに来て、私も同乗して先方で火葬をすることになっている。9時より前に段ボールを開いてウェットティッシュでトシちゃんの身体を拭いてあげる。
やや早く8時45分頃にメモリアルパークの人が到着した。段ボールごと車に乗せ、私も同乗して出かけた。カミさんが見送る。
今日より遅くなると私が火葬に立ち会うことができない。その意味で今日が良いのだが、今日は今日で息子の運動会と、下の娘の発表会があるので、カミさんはそちらに出る。私ひとりで火葬に立ち会うことになった。
車は菖蒲、北本を過ぎて、吉見近くの東松山のパークに到着。小高い丘全体をペット霊園にしたようなところだった。東松山の町が見渡せた。最初に手続きをして料金を払う。火葬場で儀式めいたことをして、送りだす。火葬が始まったのが10時頃で、40分ほどかかるという。その後で上にある待合所に案内される。ロッジのような建物である。その間にぶらぶらと歩く。墓地を眺める。
40分ほどして予定通り、火葬が終わり、お骨拾いをする。骨壷を持って帰る。鴻巣のJR駅まで送ってもらう。
リュックに骨壷を入れて移動する。大宮駅に着いてからエキュートをうろつく。この猫はずっと、私の家の、ケージの中にいた。死んで初めてこうやって連れて回れるのだ、と思った。
改札を出て駅ビル4階の無印良品店に行く。お香を買いたかった。インナーバッグも買った。
駅を降りて歩いて帰宅する。家の鍵を持って出るのを忘れていた。ピアノ室にいた上の娘に合図して、ドアを開けてもらう。
お骨をトシちゃんのケージの中に戻した。買ってきたお香を焚いた。
しばらくして、トシちゃんのケージの中を掃除した。そのままでは乱雑に過ぎた。お骨の脇に食糧を水を置いてお香を焚くので、何とか恰好がついたように思う。
しばらくこのままにしてから、お骨は庭に穴を掘って埋めようと思う。
しばらくして息子が運動会から戻ってきた。家にはカミさんらがいないので、手持無沙汰のようだった。20時頃にやっと、カミさんと下の娘が東京から戻った。