雑感 → 前学長離任
昨夜は眠くて早く寝た。今朝は8時前に目を覚ました。外は既によく日が照っている。猫たちに食糧をあげて回る。
今日は一瞬生じた、本当の休日である。仕事はしないと決めた。
このサイトを眺めると学生と称する人の書き込みがあった。話は簡単でないので、やや長めに返事を書く。
もっとも、本当にウチの学生なのかどうかは分からない。言葉使いからそうだろうと推定できる書き込みもあるのであるが、ここに限らず一般論として、その尊大な言葉使いやらボキャブラリーから見て50台くらいのオジサンかオバサンとしか思えない人が学生を称して書きこんでくることがある。今回の場合、どうですかね? 少なくとも1人は、初々しいから、学生かな。
Kaweco のペンで terre de feu という色のインクを入れたものが1つある。このインクを使い切ろうと思ってそのペンで手書きノートにいろいろ書き込む。このペンにはOpera Rouge のカートリッジを入れたい。
今日みたいに天気の良い日は、私が嫌いなブランデンブルク協奏曲のCDをかけたいと思ってかけた。うーん、さすがにつまらない。聴き慣れているうちに良く思えてくるのかな。
仕方ないのだが、この曲を「協奏曲」というから分からんのだよな。19世紀的に言えば、1つの独奏楽器と管弦楽がやるから協奏曲になる。ヴィヴァルディなんかはそうじゃないの。でもこの曲は、複数の独奏楽器と合奏部門なんですよね。
それにヴィヴァルディなどだと、ヴァイオリンがのびやかに鳴るのであるが、ブランデンブルク協奏曲って、どうしてこんな、チャカチャカした音にしてしまうのさ。でもこのチャカチャカが、バロック期のオリジナルな音なんでしょうね。以前、古楽器演奏のマタイ受難曲のCDをかけたとき、音が細かく区切られていて違和感を覚えたことがある。しかし古楽器の音というのはそういうもののようで、ヴィヴァルディでも、古楽器的に演奏すると、やはり音は近代楽器的でない音の揺れ方がある(ような気がする)。
で、まあ、どうでもよいけれども、のんびりした休日はあれよという間に過ぎて行く。
夜、Kaweco のローラーボールのペン2つのインクを抜き(水洗い)、片方に Rouge Caroubier、もう片方に Rouge Opera のカートリッジを差し込む。どちらもHerbinのインクカートリッジである。インクの色は実際に書いてみないと分からんとですたい。Rouge Caroubier はまあ、桃色ですな。Rouge Opera の方は紫がかった赤。まあ、どちらもいいですね、普通の赤よりは。
夜中、中期の実績報告書関係のメールが届く。現実に引き戻される。かくして休日は終わって行くのさ。