2007年末所感
 通常は年頭所感を書くのだろう。しかし年頭はたぶん忙しい。一瞬仕事を放棄している気分の今、何か書いておく気になった。
 2007年に私の中で大きかった出来事は何か?

 今年一番大きかったのは、1月の末に母が亡くなったことである。正月には元気だった母がその月末に亡くなった。この展開に、私は呆気にとられた思いをしている。肉親であるから、むろんいろんな、深い思いがある。あまりに個人的なことであるから、ここでは何も書かない。

 二番目に大きかった出来事は埼玉大学の学長選挙(学長選考)であったろう。なぜに私にとって大きな出来事であったかという理由も、やはりここでは書かない。
 それにしてもダイナミックな展開だった。ウチの学部長をして「オセロゲームのようだ」といわしめたこの学長選考は、ある種熱い関与を要求する出来事ではあったが、別の意味では大いに楽しめる展開でもあった。ウチの学部の首脳陣が一丸となってことに当たれたことにも満足感を覚えている。
 候補者がお三方おられた。何れの候補者も、少なくともある時点では、十分に学長に選ばれる可能性があったのである。
 決定的に重要だったのは10月後半のある1週間である。10月末日に立候補が締め切られたときには大勢は決まっていた。後は結果を出すだけだった。今だから言える話である。

 その他のことは小さい話だね。
 あえて第三にあげるとすれば、ウチの部局で出した「大学院教育改革支援プログラム」が採択されたことだろう。申請書を書くにあたって私が大変だったとか、採択されて良かったね、という話ではない。重要なのはその間の経験によって、大学の教育課程の構成のコンセプトが私の頭の中で整理されたことである。新たに分った、というよりは、再確認できたというべきかも知れない。
 と、この第三まで降りてしまうと、あれもあるね、これもあるね、ということになる。いちいち書くのはやめておこう。

 ある意味ダイナミックに展開したけれど、では実りがあったかといえば、なかった。充実感はない。なぜというに、やはり自分の研究をしていないからだろう。何やらどうでもよいことに一生懸命にさせられてきた1年のような気がする。

 年が明けたらどうなるのかなぁ、と今思う。実は決まらない部分が多い。学部で何かすることになるのか、全学で何かすることになるのか、あるいは、業務から逃れて自分のアイディアに専念することになるのか、その何れの可能性もなくはない。たぶんサイコロを振るようにして決まってゆくだろう。
 この1年間、遊びに出ることが全くなかった。思いだすのは、昨年の12月21日に、思い立って日帰りでぶらりと京都に出かけたことである。それ以来、遊んだという記憶がない。そこはもう少し優雅に行きたい気もするが、私は毎日、猫と遊んでいるともいえる。まあ、仕方ないか。
by larghetto7 | 2007-12-31 11:11 | 日記風