10時頃におきた。昨夜(今朝)寝たのが明るくなってからであるから、よく寝たとは言えない。が、ともかくおきる。
9月にしては暑い。日差しが強い。しかし日は明らかに退行局面にあり、夏の終わり特有の、落ち込むような気分になる。
猫たちに食糧をあげる。
買っただけでインストールしていなかった Delphi 2007 for Win32 を2階のPCにインストールしておこうと思う。この Delphi、ご存知の方はご存知だろうが、毎年のように Version Up するのでややこしくていけない。Delphi 8 まではインストールしていたのだか、その後、買ってもインストールはスキップしていた。研究をする時間がなかったこともある。ともかく言語の様子が変わってしまうので、毎年の Version Up はきつい。
実は Delphi 8 のときに、この言語がいくぶん嫌になった。.Net 対応になったおかげで、exe ファイルが異様に重くなったのである。Delhi 7 までとはえらい違いである。
こうなると、もっとすっぴんの Pascal 言語に取り換えるべきのような気がしたが、適当な選択肢がなかった。
ともかく Delphi 2007 をインストールしてみた。ややこしいのは、Delphi などの言語が CodeGear という名称で一括されるようになったことである。インストールするとさらに、RAD という表現になる。何か別のものをインストールしてしまったのかと思ったが、その下に Delphiが現れたので安心した。
問題は以前のファイルがこのシステムで走るかである。試してみたが、実行しようとするとエラーが出る。こういうときは例によって、フォルダ指定が正しくないからだろうと、慣れぬ統合環境で試行錯誤的に設定をいじってみる。以前のヴァージョンで作ったファイルのフォルダ設定が生きていたので、そこを変更してみた。今度は、以前のファイルが動いた。まあ、よい。exe ファイルは、やはり大きいが、Delphi 8 のときほどではなかった。
昼過ぎにカミさんとカワチに買い物に出た。帰りがけにイトーヨーカ堂に寄る。4階の新星堂でCDを眺める。このところ家でブルックナーの8番をよく聴く。ブルックナーはテープでいろいろ持っていたが、CDであるのはその8番と、クナッパーツブッシュ指揮の5番、チェリビダッケ指揮のミサ曲3番だけだった。別の曲の廉価版を買いたかった。高い最新録音を買う気はない。
結局買ったのは、バーンスタイン指揮の交響曲9番である。この、最後の9番というのは、私が昔、最初に買った曲である。あれはハイティンク指揮だから、オケはコンセルトヘボウに決まっている。バーンスタインのブルックナーというのも、聞かない話だっかが、CDの解説を見ると、バーンスタインの録音は9番だけのようだ。
まあ、この9番がよいかどうか、ですよね。8番は美しいアダージョと華やかなフィナーレを備えた曲で、私には最高傑作に見える。
ただ、バーンスタインとウィーンフィルというのは、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲14番の弦楽合奏版という、記憶に残るCDがあるので(というか、バーンスタインはウィーンフィル、多いよな)、買ってしまった。常識的にはヨッフム指揮のCDを買うべきだったろう。