番外編: 授業評価放棄(2007/07/09)
 先に授業評価のやり方をめぐって全学企画室か全学教育課から教養学部に問い合わせがあった。問い合わせに載っていた授業評価のやり方とは、評価の票を学生に集めさせ、提出させる、というものである。そこまではよいが、わざわざ、票が何枚あるかを学生に数えさせる、とあった。人数が少なければよいが、人数が多い授業で学生にそこまでやらせるのは無理だ、と思った。その旨私見を書いて学部長にメールで送ったので、「そんな意見があった」ことは学部長から全学には行ったと思う。

 さて、本日、その授業評価の調査を授業中にすることになった。
 今日はまず、1・2~3・4に実習の授業がある。実習とはいっても登録者が95名で、人数が多い。それでもこの授業では、一番前にいた4年生に票集めを依頼すると、やってくれた。「何票かは数えないでいいよ」といったけれども、その学生が数えて学務係に持っていったようだ。
 7・8に入門の授業がある。この授業は教養学部の専門基礎で登録しているのが90名余、残りの290名は教養教育ないし共通教育で登録している。
 規定通り、授業終了の15分前に授業を止めて授業評価のやり方の説明をした。事前に全学教育課で確認したところ、専門基礎での授業評価票と共通・教養教育での票は別の封に入れて、専門基礎の封筒は教養学部学務、共通・教養教育の票は全学教育課に持ってゆくように言われていた。その通りに説明して票集めをする人をその場で探した。
 専門基礎科目での履修者の票については、専門基礎履修者の女子学生が引き受けてくれた。しかし、前の方にいた共通・教養教育での履修者に教養教育票を集めるよう頼んだが、「全学教育課まで行っていられない」と断られた。教室全体で申し出る人を募ったが、駄目だった。そこで共通・教養教育での授業評価は止めると宣言し、専門基礎で受けている人以外は帰ってよいと指示した。
 専門基礎での票は、件の学生が教養学部学務に提出しただろう。
 授業後、評価の票を全学教育課に持って行き、引き受ける学生がいなかったので授業評価を止める、と伝えた。責任者はそれでよいというので、この話はそこで終わりである。フッ。
 学生をタダでこき使える時代でないことは、実験の被験者集めで苦労してきた私の実感でもある。
 あの全学教育課の、授業評価のやり方の指示書は、学生を従業員か何かと思っているかのようだ。実は彼らはお客様である。根本的なところでズレてるぜ。
by Larghetto7 | 2007-07-10 22:12 | 日記風