03/14 水曜
 本日、恐れていたことなのだが、某学会の論文審査の催促メールが来てしまった。やっていないのは申し訳ないとしか言いようがない。とはいえ、このところ私用に加えて部内の小雑用が溜まってゆくから、そちらにはなかなか、かかれなかった。
 そんなこんなの現状に直面する自分を認識するにつけ、次第に腹が立ってくる。私は今、教員、つまり大学教授なのであるが、現在私がかかっている仕事のほとんどは、教員の立場がやる仕事では、本来はないだろう。事務方や supporting staff が十分に措置されていれば、そちらでやる仕事である。
 本日、帰りのバスで某部局の幹部、兼評議員の先生とご一緒した。「評議員って、楽でしょ(雑用ないやん)」と申し上げたら、評議員は割りと楽でも部内の仕事で忙しい、と仰る。何が忙しいかというと、役職指定でいろんな会議に付き合わされるとか。
 役職指定でいろんな会議に出るのは私も(ほぼ)同様と思うが、会議に出るだけなら時間が拘束されるだけで、さして苦労はない、と私は申し上げた。私がやっている仕事って、ナントカのパンフ作りとか、ホームページの書き換えやって、といった話よね。要するに実働。この辺が、形式上は管理職でも私のような下っ端の辛いところである。
 思えば、ちょっと前までは3月はヒマな時期だった。暇な時期があって気楽ですね、と思う人がいるかも知れないが、われわれの商売(特に文系)は、この暇な時期がないと仕事にならない。そのヒマを見つけてヒマな学びがある。人文系の先生であれば、例えばヒマがあるから新しい外国語を勉強してみよう、で、それが発展の基礎になる。我々であれば、ヒマだ、じゃこんなプログラム書法をしてみよう、調べていない統計手法を勉強してみようで、あれこれ考えをまとめてみよう、その基盤があって研究が成り立ち、授業も可能になる。要するに、暇があって初めて知的ストックができる。その知的ストックの上でないと、研究も授業もできません。
 現状はそのヒマがない。だから知的なストックは底をつく。本来の仕事をする頭が働かんのですよ。
 法人化するとき、このままでは日本の大学の水準は実質的なところでガタガタになるだろう、と同僚と噂した。システム全体で仕事を煩雑にして喜んでいるようなところがある。苦しいのは地方国立大(2ちゃんねる流にいう駅弁)も重点化大学も同じかも知れない。が、同じくひどく忙しいといっても、重点化大学の場合はそれなりに supporting staff がいるようであり(雇うお金があるようであり)、しかも何だかんだで学問周りで忙しくしている。だから消耗はあっても致命的ではない。駅弁の方はこのままでは自壊する。そういえば某部局(ウチではない)の長の先生が少し前、「恐れていたことだが、段々みんな疲れてきて、研究の進度が落ちているのは目に見える」と仰っておられた。

 とまあ、愚痴はこれくらいにして、今朝は5時頃に寝て9時におきた。猫たちに食糧をあげる。今朝したことというと、某旧一期校の大学の初修外国語に関するHP記載を調べ、外国語ごとに何をアピールしているかをチェックすることだった。
 昼頃に家を出て某所に向かう。某某の用があり。
 その用を終えて昼食をとり、大学に向かって着いたのが15時頃と思う。
 昨夜、シラバスの残りの原稿を作っていて、そのWeb入力をするつもりであったけれど、例のパンフのために某K先生の研究室にお邪魔し、協議した。例の某旧一期校とウチとの差に、双方とも唖然とするのであった、トホホ。
 その後で別の先生を訪れるつもりが、おられない。研究室に戻る。
 家で仕事をするつもりで17時半頃?に帰路についた。上で書いた某部局の幹部の先生とお会いして無駄話をしたのは、記したるごとし。最後の頃に学長選考の話になり、「お宅から候補者を出せば通りますよ」と申し上げたのさ。
 帰宅は19時頃。家から某院生(に今度なる人)、および某4年生に業務上の電話をする。うーん、電話代くれよ。あっ、明らかに超過勤務だよな。なんて書くと、最近は学内検閲が厳しいので、○○○○○○だなんてことになるとかならないとか。
 パンフの文面を考えながら詰まってしまった。
by Larghetto7 | 2007-03-14 23:45 | 日記風