03/12 月曜 今度は犬を飼う
 本日、午後に大学で大事な某会合がある。
 おきたのは8時頃。外は明るい。庭に出て猫たちに食糧をあげる。野良猫のクロがやって来て、メスの庭猫の後を追う。クロは黒子と小黒の父親かも知れない猫である。ただ、母子や小黒などを追いかけていけない。
 カミさんが、クロを捕まえて動物病院に連れて行き、去勢しようか、という。野良猫は、捕まえることができれば去勢するのは我らの義務であるが、私もためらうところがある。
 2階猫たちにも食糧をあげる。その間に、カミさんはクロをマタタビを使って籠に捕まえたという。そこで、私とカミさんで、クロを動物病院に連れて行った。
 さて、動物病院にクロを預けて去勢手術を頼むまでは普通の展開であるが、院長がわれわれに、犬を飼わないか、という。その心は、生まれながらに心臓に畸形のあったポメラニアンの手術をして助かったのだけれど、その引き取り手を捜している、という。院長も強くお願いしてくるが、私は当然、内心断ろうと考えている。家猫チーコとの相性とか娘たちの(猫の件での)不平とかを理由として並べたが、ともかく預かって試してみることになる。その犬というのは手のひらに乗るくらいの大きさで、成長してもそんなに大きくならないらしい。ウチのチーコの方が大きいだろう。可愛いことは可愛い。犬を預かって家に帰る。
 家に戻ってから犬の入った籠に家猫のチーコを近づける。が、猫では強い拒否を示すチーコではあるが、この犬には関心を示さない。無視している。
 私は家を出て大学に向かう。クロと犬の件はカミさんに預けた。
 大学には12時半頃に着く。何人かの人と今日の某会合の件で事前に話す。私の方はさしたる進展はないと予想している。13時半頃に学部長室に行って待つ。学部長は図書館長から連絡があって、会うことになってしまったという。
 やや早めに先方が予定のお二人で現れる。学部長は図書館長と隣の部屋で話すことになったので、最初は私が対応する。学部長の用も終わり、14時になって予定の人員が集まる。
 最初は世間話のような進み方であったが、大きく協定を結ぶという意向が伝えられる。予想したより大きな進展があった、と感じる。16時頃に先方のお二人は帰ることになり、全員で玄関先でタクシーもお見送りをする。
 今後の手順について学部長と打ち合わせる。
 17時過ぎに帰路につく。バス停はやけに混んでいる。正門を出てマルエツに寄り、買い物をする。大久保団地のバス停からバスに乗る。この時間はどっちみち、道路は混んでいる。
 北浦和駅のホームから携帯でカミさんに電話する。クロは連れ帰って、まだ籠に入れているという。去勢手術は終わり、麻酔は切れているだろうという。そのまま外に出してよいのであるが、少しは大事をとってクロを家に置くことを考えている私としては、そのまま籠に入れておくように頼む。で、犬は飼うことにしたとカミさんは言う。「えっ」 チーコとの相性は悪くないらしいし、娘たちが「飼いたい」といっているという。誤算だった。
 帰宅する。犬は動物病院に戻し、準備(サークルなどを買う)ができたら引き取りに行くことになった、という。院長の方は「今からでも」というが、カミさんが準備前は預からないことにしたようだ。
 クロの入った籠を2階の自室に持ってゆく。ベランダに出していたケージを部屋に入れ、その中にクロを出して、食糧やら水のお椀を入れた。が、クロは興奮して食べない。他の猫が集まってくるが、クロは嫌う。ほとんど声を立てないテレビ猫が唸るような声を出す。どうもここではダメだと観念し、クロをまた籠に入れて温室の中で籠から出す。食糧をあげたが、クロは凄い勢いで温室の外に出て、そのまま闇に消えていった。
 ひどい目にあったと思って、もう戻ってくることがないのか、などと心配した。その夜はクロの姿は見なかった。
 クロは昔から我が家の敷地内に現れていた猫である。しかし以前は、赤白が追い出していた。赤白が死んでから、クロもずっと現れず、そのままどこかに行ったか、死んだかと思っていたが、この頃また現れ始めた。このクロは、庭猫の黒子と小黒の父親である可能性が高い。そこで黒子と小黒はクロに面識があるように接するのであるが、それでもクロを追い出すようなしぐさをする。
 今夜もやや寒い。月はだいぶ欠けてきた。
by Larghetto7 | 2007-03-12 23:45 | 日記風