10/08 日曜  風強し
むつめ祭で長谷川三千子教授講演会

これって、私の仕事なんですよ。来てください。

 長谷川先生は、私のカミさん(埼大教養卒、現社)の、受験のときの試験室監督だったのです。田舎(福島県須賀川市)から出てきたカミさんは、この先生を見て、「はぁ、都会的だべさ~」と感動したそうです。

 8時頃におきた。いつになく寒く感じた。庭に出ると日差しが強い。風がある。それなりに庭猫たちが来る。食糧をあげる。2階の猫たちにも食糧をあげるが、ケージに入れたままのエイズ猫のQちゃんだけはあまり食べない。ケージから出して身体を拭いてあげる。身体をさすりながら食糧をあげるとある程度食べた。
 Qちゃんが何時まで持つのかと考えてしまった。
 そんなこんなで無為に時間が過ぎていった。
 いつも土曜には母のところに行くが、昨日は用があって行けなかった。午後になって母のもとに出かけた。母のいる施設では運動会をやっている。そうか、今日か明日が体育の日だったな、と思い出した。こういうのは母は好きではないが、付き合いで出ていた。適当なところで自室に戻した。
 自分が死んだら葬式はどうするかと私に問う。そんなことは言わないで欲しい、たとえ意識不明のままでも、親族には生きていて欲しいものなのだよと、心で思ったが口にはしなかった。
 思い出の町はどこか、私が生まれ育った町か、水戸か、とまた母が問う。なぜか東京かとは言わなかった。東京には結構長く住んでいたけれども良い思い出がない。どれほど東京を呪ったことかと頭をかすめた。東京は母にも思い出があるはずであるが、そう知ってか、東京かとは聴かない。さて、思い出の町とはどこかと考えてみたが思い当たらなかった。住んだ町には思い出があるが、同じ町並みは残っていない。だから今行っても懐かしくはないだろう、そんな風に答えた。あまり行ったことがないところでも懐かしい場所はある。栃木市のように古い町並みが残っているとよいかも知れない、というと、あそこは昔着物を買いに行ったことがあると母が答える。
 19時半頃に帰宅した。庭猫たちが待っていたかのように集まって来る。食糧をあげる。2階では、身体を拭いてあげながらQちゃんにまた食事をさせた。この食事には薬を混ぜているので、必ず食べさせないといけない。
by Larghetto7 | 2006-10-08 21:26 | 日記風 | Comments(2)
Commented by 無理して at 2006-10-08 21:44 x
ウヨクでーすって言ってるような感じがしてます、都会的センセー。
でも、おもしろそーですね。
Commented by Larghetto7 at 2006-10-09 00:30
 真性右翼ですね。ははは。
 私が大学に入った年に受けた物理学の授業の先生が野上って言いましたが、後で人づてに聞いた話、その野上教授が長谷川先生のお父さんだそうです。野上教授は洒脱な方で、興に任せて教壇の椅子を蹴飛ばしたりしたので、よく覚えている。その母親、つまり長谷川先生のお祖母さんがあの野上弥生子ね。あと、『サザエさん』の長谷川町子もご親戚なんでしょう。詳しくは存じませんが。まあ、簡単にいうと、真性の東京のお嬢さんですね。そういうところが素直に出ている方ですな。貧乏だったりバカだったりすると、私みたいに、すぐヒガミっぽい思考になるんですが、この方はいつでも明るくできる。真似できないことですね。
名前
URL
削除用パスワード