8/13 日曜 お盆初日、MS Access をはじめて使う
 本日はお盆初日。6時半頃にチーコに起こされる。居間に行ってチーコに食糧をあげる。庭に出て庭猫にも食糧をあげる。また寝ようとしたけれど、眠れない。
 仏壇に線香をあげる。庭にも線香をあげる。死んだ猫の赤白のためである。
 採点を続ける。
 本日、ノートPCにインストールしてあった MS Access をはじめて使った。マニュアルなど見ずにいじって、テーブルとフォームは何とか使えた。集計結果をレポートで出せばよいのだろう。今回の採点業務で使うと、ある程度使えるようになるかも知れない。

 社会心理学Ⅷという授業のレポートが40ほどある。全て目を通し、短いコメントをファイルに書き入れておく。しかしまあ、ここで書くのも申し訳ないけれど、笑っちまうよな、という世界である、半ば。たぶん、レポートの半数くらいは30分以内に書き上げているだろう。単純に時間をかけていない。だから、本当にできていないのか、時間をかければできるのにできていないのかが、推測できない。
 この授業は、少し前には「行動研究法(後の社会心理学実習)」で3時間ほど使ってやったようなことを、1学期使って引き伸ばした授業である。で、3時間のときにも今回のレポート課題と同じような試験問題を(他の問題の中に入れて)出していたが、その頃の試験の解答と、今回のレポートの記述を比べてやや愕然とするものがある。「説明する」とか「モデル」といったことに対する観念が容易には理解されなくなった。
 高大連携の高校生のレポートが2つある。2つとも、大学生の中に入れると良い方なのだから、思いは複雑である。ちなみに、2人とも埼玉大学は受験しないだろうと答えていた。
 何年か前、「因果関係と相関関係」の区別がすぐには理解されなくなった。その点は最近はくどく説明しているので、何とかクリアされているだろうと思う。
 先生方は学生が「日本語が書けない」とか「英語が読めなくなった」という。その何れもが真実と思うが、私の見るところ、一番対応しにくいのが、抽象的なことを考えることができなくなったことだろう。これって、教えてもどうにもならない面がある。
 世相を感じさせる記述もある。反体制派は教養学部に来る、という。反体制派とは何かというと、例えばロックをやったり、酒を飲んで騒ぐことらしい。なるほどなぁ、この世代の人たちは、お行儀良くすることを求められ、それに反することが「反体制」だと思っているんだよな。
 給料もらっているサラリーマンがロックを歌ったり、酒飲んでクダ巻いても、別に反体制ではない。社会の構成原理、例えば資本主義とか Protestant ethic を原理的に否定しないと、昔の感覚では、反体制ではない。
 誰かがいったように現在は「中世的秩序」なのだろう。誰も資本主義や民主主義を否定はしない。せいぜい「小泉改革が…」といった程度であり、原理的に現状を否定する人はいなくなった。「反体制」が「お行儀が悪いこと」程度と理解されても、例がないんだから仕方がないのだろうな。
 庭猫たちはどこかに出かけてなかなか現れない。夜中にやっと現れたので食事をあげる。しかし食べ終わるとまた、すぐにどこかに消えていってしまった。どこで何をしているのか、外にいる猫たちの世界は分からない。
 明日は会津に行こうと思い、ハイパーダイヤで電車の時刻を調べた。
by Larghetto7 | 2006-08-13 19:39 | 日記風