4/4 火曜  整理の日(生理の日ではない)
 この一週間ほどのメールの整理をしていた。卒業生から多少の挨拶メールが来ていて、返事をしないままだった。返事を書いて出す。私の感傷癖の故かも知れぬが、多少とも顔を見ていた学生がいなくなることにはいつも喪失感を味わう。実際問題、学生にとって私は通りすがりの存在に過ぎぬのだろう。だが私の方は、こうやっていることが自分の人生なのだ。だから意外と、学生にとっての私よりは私にとっての学生の方が意味が重いのかも知れない。
 negative に考えれば空しいかも知れぬが、ここは positive に考えておこう。ここにいたことが彼らにとって僅かでも、良い思い出になればよい。
 とはいっても長年やっていると、学生のことは忘れてしまうよな。たまに以前の記録を見て、そう、こいつがいたなぁと思い出す。

 本日、小人閑居して何をしていたかというと ── ファイルの整理である。
 私のファイル類は人間の記憶と同じで、「ワーキング領域」と「長期保存領域」に分かれている。最近使っているファイルは「ワーキング領域」におさめ、USBメモリにバックアップして持ち歩く。以前のファイルは「長期保存領域」にしまい込み、HDDやDVD-RAMディスクに保存しておく。ワーキング領域のファイルが長期保存領域に移るのは年度末であり、例年であれば2月か3月に行う。2月か3月には、仕事がないとは言わぬまでもファイルはあまり出なかったので、それで問題なかった。長期保存領域のファイルは、CD-RやDVD-Rに記録していたけれど、最近はその手間が面倒で、複数のHDDに残しておく他、DVD-RAMに記憶しておくだけである。
 今年度は万事雑用が多く、単純にファイルの整理をする時間がなかった。時間が合っても作業自体が継続的に続いていたから、早くやる気にもなれず、今にずれ込んだ。
 ファイルをワーキング領域から長期保存領域に移す際にはファイルの仕分けが必要になる。両方の領域でフォルダの仕分けは似ているけれど、どうしてもブレがある。
 ファイルの仕分けをしながら考えるのは、両方の領域とも、時間が経つとエントロピ増大が生じることである。要するに、フォルダ間で仕分けの峻別ができない。そこで何とか峻別しようとするし、別のフォルダの切り方も考えないといけないことになる。
 年に1回くらいはそうした、根本的な整理が必要になるのだろう。
 ま、大学も同じかな。

 そうそう、本日、カミさんが子供たちを連れて福島の実家に帰った。逃げ帰った訳ではなく、まあ、たまの里帰りである。私の方は仕事が入っていて、猫もいるし、家でチーコと留守番である。
by Larghetto7 | 2006-04-04 00:30 | 日記風