3/17 金曜  春の嵐
 昨夜半から風が強くなってきた。遅くとも0時頃には風の強さに気がついた。3時頃に外に出てみると風は尋常ではない。天気予報サイトで見ると、ほとんど台風のときの風速の数字を表示している。
 今朝は起きるのが遅かった。風はますます強くなっているように思う。庭の猫たちも多くは、屋内に退避している。テレビ猫がやってきて私の傍できちんとしゃがむ。この猫は顔に似合わず礼儀正しいのだ。食糧をあげた。
 低気圧の通過、ということらしい。朝日のサイトを見ると「春の嵐」と表現している。
 例年は今頃、やはり風の強い日が多いと思う。風で電線がピューと鳴るのを記憶している。が、この度は鳴らない。電線そのものが世間では少なくなっているのかも知れない。
 電線が鳴ると、なぜか思い出すことがある。学生の頃、ある先生の私的な研究会のために、通っているのとは別の大学の研究棟に出かけたことである。そのときも電線がさかんに鳴っていた。たぶん春休みの期間中だったのだろう。その大学の建物は今はないはずだ。
 「春の嵐」とは原題が「ゲルトルート」というヘッセの恋愛小説である。恋愛小説といっても思索の遍歴をつづるというあの調子は変わらないから、基本的には教養小説の部類に入るように思う。なぜ日本語で「春の嵐」という題がついたのかは分からない。翻訳本の後ろの解説を読めば出ているかも知れない。この小説とは別にヘッセには「春の嵐」と題する詩がある(といっても原題は知らないが)。確か「春の嵐が夜ごとにすさぶ」という文句で始まる。この詩のテーマは「ゲルトルート」と同じだったように記憶している。

 本日、家にいる。メールの整理をしながらファイルの資料に目を通していると時間が過ぎる。
 実は母のもとに行くつもりであったが、昼頃に姉から電話があり、長話になった。今、話すことといえば母のことばかり。
 風が異様に強く、地面の物が空中に舞い上がる。猫温室の開閉する屋根の一部が吹き飛んだ。直している間、下を見ると小白が中の猫ベッドにいてじっとしていた。温室の屋根は台風のときにも飛んだことはない。風が台風のときより強いとは思わないが、台風の時は常時風が強い。今日の場合は時折突風が吹くような感じだった。
 夕方、学務係長からある件で依頼の電話あり。
 夜、BSを見ていたら昨日に引き続き、今日は『ゴッドファーザー PartⅡ』をやっていた。また観てしまった。この映画が良いのかどうか判断はできないが、やはり映像がすばらしい。第1作のマーロン・ブランドの若い頃役で出ていたのがロバート・デ・ニーロで、マーロン・ブランド役と顔立ちや話し方を似せているところが細かい。キューバのバチスタ政権末期の情景を描いていたのが、面白いといえば面白い。
by Larghetto7 | 2006-03-17 12:22 | 日記風