3/14 火曜  寒い
 予報では今日明日と2日間、相当に気温が下がる。
 考えてみると郷里の母をつれてきたのが、日付からいえば昨年の昨13日だった。ということは昨年の今頃は役所の手続きやら病院の手配で忙しかったはずである。猫の赤白の病状が悪化し、動物病院に入院させていたのも今頃だったのか。この一年間の展開は速かった。
 明日は大学に、総務にお願いしていた書類を取りに行く。施設長に相談するように、カミさんには言われている。帰りがけに寄らないといけない。
 判断しないといけない。
 ウダウダ考えていると、以前にやった社会的交換シミュレーションと同じ結果が別の設定でも生じるのではないか、という気がしてきた。結論は同じでよいのだ。別の前提からも導けるなら、なお都合がよい。
 某学会の春季大会につき、これまでどんなメールが来たかを確認しようとしたが、メールが多くて拾い出せない。メールは当初、これほど使うことは想定していなかったと思う。インターネットという前の、あれは学情の bitnet といったか? その頃って、たまにメールが来ると感動するような時代だった。

 本日、大学の総務に行って介護休業関係の書類をもらってきた。私は介護「休暇」だと思っていたら、介護「休業」である。実はこの言葉の差が大きいようだ。ウチの大学では法人化以来、介護休業で休んだ例がまったくないという。だから総務も分からず、本部人事課で調べてもらったという。
 結論から言うと、厳しい。介護休業は1人の要介護者につき最大185日取れる。しかし無給である。給料が出ない代わりに共済か何かで支給があるが、給料の4割、しかも3ヶ月しか出ない。
 具体的な条件は事業所、法人によって異なるのかも知れないが、ウチの大学の場合、国の機関と横並びである。HPで人事院や茨城大学の介護休業規程を調べたけれど、同じだった。
 甘かったな。法律上は、介護休業(休暇)では、雇用者には給料を払う義務がないらしい。
 産休や子育てなら無給でも休業しようという気になりやすいだろう、と思う。なぜなら、育児は大変ではあるけれど(ほんとに、一時期、不眠不休になる)、基本的に明るい仕事なのだ。しかし介護はそうではない。労力的に大変だということ以上に、気分が重い、精神的につらいことだ。だから本来は、介護の方で強く後押しする措置があってもよいように思うが、これだけの措置では、介護休業を取った人がいなくても仕方がないな、と思う。
 われわれの場合、担当する授業が半年の計画になる。だから、たとえば1ヶ月休業、というのは意味がない。とるとすれば半年とって、半年授業を休むほかはない。この条件の下では、介護休暇とるのは難しい。
 これでは介護休業はとりにくい、と私がいうと、
──それでも仕方ないときはとるんですよ。
と係長。まあ、そうだ。
 帰宅してからこの次第をカミさんに話すと、カミさんも係長と同じようなことを言う。金銭的なことは考えようだ、というのがカミさんの見解だ。
 実は母のいる今の施設は1年契約であり、継続するときにはまた1年契約をすることになる。しかしやや高額の永続居住権を買うという選択肢もあった。永続居住権を買った場合、存命期間の長短によっては損得が出る。私が介護休業をして半年無給になっても、その損得は今の施設との契約から生じる損得の範囲と考えればそれまでではないか、ということである。
 まあそうだな、と思う。私が金銭にこだわったのは、今年受験生を2人抱えているという家庭の事情によるのだが(猫もいるし)、具体的にどうすべきかは、母の状態をどのように認識するかにかかっている、ということだろう。
by Larghetto7 | 2006-03-14 00:48 | 日記風