さて、気が付くと世間では冬季オリンピックとかが始まっていた。知らなかった。
昨夜、BSだったか、テレビで『アラバマ物語』をやっていた。途中からであるが、最後まで観た。この映画は例の『12人の怒れる男』とほぼ同じ時期にできた映画だったと思う。趣旨も反人種主義、ということである。演技は舞台のようで、今どきの映画とは時代が異なることを実感させる。しかしモノクロの画面がきれいだ。主演のグレゴリー・ペックがいいですよね。
DVDでも買いたいような気がする。
おきたのがまた10時頃になった。外はよく日が照っているけれど、風が強くやや寒い。それでも庭の猫たちは元気に飛び跳ねている。食糧をあげてまわる。
今日は母のもとにいかないといけない。演奏会(田舎のナントカ会館のようなところでやる奴です)に出る娘をカミさんが連れてゆく準備をしている。
メールを書いていて13時を過ぎる。急いでJR駅に行き、電車に乗ろうとしたけれど、強風で古河-栗橋間は運転見合せとかで、電車が遅れる。カミさんが行くのはその栗橋であるので、心配する。
遅れてしまった。駅を降りてタクシーに乗って母のもとに向かう。
建物の中は静かであるけれど、外は風が強い。いろんなものを風が吹き飛ばす。
17時過ぎに帰路についた。まだ空は青い。その青い空にほぼ満月の白い月がくっきりと見えた。月の錯視で大きく見える。進化心理学で言うと、月の錯視も進化したことになるのかね、などと考えて心で笑う。
帰宅したのが18時過ぎだった。カミさんと娘は帰っていた。カミさんが大宮で団子を買ってきたという。この団子、上の娘が友達と、盛んに試食だけして買わないので、最近は試食の係の人が娘たちを見ると商品を持って隠れてしまう、といういわくつき?の団子で、食べてみるとうまかった。
メールがいろいろ来ているので応答する。
面白いのは、広報宛の受験生からのメールである。今度の入試を受けるのだと思うが、国立大を受けるのは制服を着てゆくんですか、と聞いてきた。周囲に国立を受ける人がいないとこうなのか、とも思う。うーん、純朴なんでしょうね。こういう学生には合格して欲しい、と思ってしまいます。
食事をする。その後でまたメール応答をする。そろそろ期末レポートが添付ファイルで来るので、メールが混雑してくる。
夜、風は止んだけれども空気が冷たい。今夜がこの冬の最後の寒い夜かも知れない、と思う。