1/22 日曜 センター試験2日目
 かくして波乱に満ちたセンター試験1日目が終わり、2日目に突入していったのである。

 昨日と同様の日程で動いた、朝5時半におきる。庭ではさらさらとした雪が積もったままである。6時半に家を出る。宇都宮線の電車が遅れていたのにはいくぶん焦った。栃木県内で濃霧が発生したためという。やや待って電車が到着。与野駅で降りたのは昨日に比べて遅かった。すぐにタクシーに乗って浦和西高校に急ぐ。到着すると試験問題等を運ぶ日通のトラックが到着している。ぎりぎりの時間に到着したようだ。係員が試験問題等を受け取り、私が確認してサインした。
 遅刻者もおらず、予備監督から監督に回る人も出なかった。順調に仕事は進行した。考えてみると大変なものである。
 昨日はリスニングテストがあった分、雰囲気が重苦しかった。今日はいくぶん楽勝ムードが漂う。同じことをやっているのに、時間的余裕があるように感じる。昨日は仕事のない時間にもリスニングテストについて確認をしていたのだ。
 リスニングテストでトラブルが生じ再テストになった全国の人数について、よく話題になった。この試験場であれだけ機械の故障が出たのに、報道される数字は少な過ぎておかしい。隠れたトラブルがあったに違いない、と話した。
 昨日いた猫が廊下に今日もいた。抱いて人が少ない監督控え室に連れて行った。猫はほどなく部屋を出ていったらしく、あとでまた廊下で見かけた。誰かの話では、この猫は高校で飼っている猫であるらしく、名前をツッコミというらしいが、事実は確認していない。実は今朝、この猫にあげる固形食糧を持って来るつもりでいたけれど、忘れてしまった。
 昼の弁当も私はほぼ時間通りに食べられた。
 午後になるといい加減、監督者の先生方にも疲れが出てきたように見える。今年の監督業務はスケジュールがタイトで、休み時間が少ない。まともにやっていると身が持たない面がある。
 最後の試験は17時に解答が開始し、18時に終わる。答案用紙が試験場本部に集まる。答案用紙の残部が1枚足りない、という事態が生じた。書いてない答案用紙など、1枚なくてどうとも思えないが、以前にトラブルがあったために埼玉大学では残部も確認することになっている。その1枚を探すために事務方が何人もで確認作業を行う。全体の残部の中からその1枚をやっと探し出し、やっと確認OKとなった。学部長と私が監督の先生方に帰宅OKを言いに行く。帰る人たち、特に他大学、他部局の先生方には別れの挨拶をする。
 教員の方は帰っても事務方、学部長、それに私は後始末がある。仕事は早めに進んだけれど、それでも1時間ほどかけて答案等の整理、コンテナへの詰め込み、日通のトラックへの引渡し。試験室の原状回復、点検などを行った。
 19時半頃に全体が終了。西高の教頭先生らにご挨拶して帰る。
 といっても事務長と学務係長は埼玉大学本部に行き、この2日間の答案の点検に立ち会わないといけない。問題があると私が呼び出される。そのために私の携帯の番号を学務係長に伝えてある。
 事務長の乗るタクシーに学部長と私が一緒に乗って与野駅で降ろしてもらった。学部長はセンター試験のために浦和のホテルに泊まっていた。明日も授業があるという。私は1・2から授業があるといって笑った。電車は私は下り、学部長が上り。ホームで別れた。
 私の帰宅は20時半頃と思う。庭には雪がしっかり残っているが、日が当る時間が長い所では雪がない。夕食後、風呂に入ってから、たぶん22時頃には眠くて寝た。
 寝る前に、携帯がなって学務係長から電話が入った。今日の点検では問題がなかったという。良かった。しかしまだ、終わった訳ではない。
 寝てしばらくした2時頃にチーコが私の上に乗る。おきる。寝ていたチーコがおきたのだろう。チーコのためにストーヴをつける。チーコは私は寝ていた場所に座る。布団を掛けてあげるとそのまま寝ていた。

 テレビを見ると、今回のセンター試験リスニングテストで、いくつかの大学で混乱が生じたようだ。大学入試センターは「監督要領を守らない監督者がいた」といい、責任を教員に押し付けたのには腹が立った。センターは監督要領を、そんな前から配っていたのか。監督要領自体、直前になって変更指示があり、センターの指示内容は不明瞭だった。そもそも、短時間のリスニングテストで監督者に複雑な判断を強いる内容になっている。他の業務も多い監督者の大学教員にそれだけの仕事をさせるなら、長期に渡る訓練を実施させる以外になかった。この複雑な指示を瞬時に行えと求めること自体が無茶だった。こんな態勢で試験に突入して、全国でこれだけのトラブルしか発生しなかったとは、実に信じがたい。浦和西高校での機械の故障率から推測して、「隠れトラブル」(機械にトラブルがあったのに受験生が申告しなかったケース)が相当あるはずである。
 携帯が2秒鳴った、試験時間が15秒足りなかったかも知れない、といったことが新聞記事になる。そのくらいのことは起こるよ。問題が生じることを防止させるつもりなら、教員の業務を軽減した上で、長期の訓練を実施しないと無理である。現状のやり方は教員に、労働基準を超えた負担を強いている。そのことに目をつぶって「ミスをした」教員に責任を押し付けるのはひどい話だ。

 そういえば、試験2日目に、試験に来る途中の女子受験生を狙った「露出」痴漢が出た、という報告があった。実施本部に連絡し、警察に西高付近の巡回を要請した。被害者は、受験そのものには支障がなかったようであるが、精神的動揺はあったろうと想像する。守衛所付近を何人もの係員が巡回した。
by Larghetto7 | 2006-01-22 00:15 | 日記風