朝早く家猫のチーコに起こされた、と思う。寝ぼけながらまた寝た。
起きたときには晴れていた。風はやや強い。私が庭に出ると猫たちが出てきた。食糧をあげる。終わったら2階に行って毛長たちにも食糧をあげる。その間、チーコは台所の椅子の上でじっと座っていた。
朝からカミさんが娘を病院に連れて行き、昼近くにもどった。その間に私はうどんを茹でて食べた。
今日は大学に行かなくてもよい。昼近くに今日は行かないと決心した。行かないと、明日の業務はややきつくなる。ただ、アドミッションセンターから回答が来ないと動くことはあまりない。
例年であれば事務方によりかかっていれば済んだセンター試験であるけれど、今年はリスニングテストという未体験の事態が待っているので、関係者こぞって対処に苦慮している。試験室監督になる教員の側も、十分な対処をするだけの時間は、労働時間の中では見出せないのが現実だ。その事実を前にして一番確実な手を考えないといけない。
先日ネット注文した商品がいくつか届いた。amazon.com からは本が届いた。その中の一冊が『パーキンソンの法則』である。授業ネタに良いかと思って注文した。中のイラストは、以前英語の Social Psychology のテキストに載っていたのと同じであった。テキストも元のイラストを載せたようだ。パラパラと文章を眺める。イギリスらしい晦渋な文体(の日本語訳)だな、と思う。ある種の懐かしさを覚える。
パーキンソン (1981) 『パーキンソンの法則』、森永晴彦(訳)、至誠堂(至誠堂選書2).¥1000(税別).(Parkinson, C.N. (1958)
Parkinson's Law: The Pursuit of Progress, London: John Murray.
一緒に買ったのが次のマンガ。このマンガも一時、Social Psychology のテキストに掲載されたことがあるけれど、最近は載っていない。人気が出たので版権が高くなったのだろう。
スコット・アダムス 『ディルバートのリストラ社会生き残り術(対訳)』、足立恵子(訳)、講談社.¥950(税別).
面白いけれど笑えない。そのうち大学もこんな風になるのかな、と思う。
漫画というか cartoon で好きなのが Gary Larson なのですが、Larson は一こまマンガ。このスコット・アダムスは4コマ風ですね。私は、朝日新聞で連載を始める前の いちいひさいち が好きですが(新聞掲載になると毒が抜かれる)。
次の話が面白い。
― 私は長年、「従業員こそが我が社の一番大切な資産だ」と言ってきた。私は間違っていた。我が社の一番大切な資産はお金だ。従業員は9番目だ。
― 8番目がなんなのか気になりますが。
― カーボン紙だよ。
さて、業務で他の作業が圧迫されている。一番の問題は卒論、修論に目を通す時間がないことだ。午後になって明日の授業の準備をした。一応終わったので、卒論、修論に目を通そうとしている。