昨日は昼に教職員組合の送別会を開いて頂いた.夜ではなくランチがよいといったのは酒席が嫌いな私であるが,一緒にお別れとなる細井先生もランチが都合がよろしかったのは幸いだった.最後に,有難くも餞別と花束を頂いた.3月になって花束を頂くのはこれで5度目であり,次第に退職を実感するようになる.
組合の席であるから,出る話題も下々の話題である.やはりこの大学,いろいろ問題があるな,という気持ちを新たにした.
今日は昼前に名誉教授の授与式なるものがあり,私は出席と伝えていたが,どうも気が向かない.体調が悪いので休養すると昨日連絡しておいた.その通り休養して昼近くに目を覚ました.午後に大学に出かけて研究室と実験室の片づけをしていた.ともかく,3月中に撤去を完了させないといけない.
昨日は部屋に溜まった書類を仕分けし,大方を廃棄するという作業だった.今日もその続きであったが,やっと溜まっている論文コピィの仕分けにかかった.よく見覚えのあるものも今後使う可能性が低いと思えば廃棄した.こうやって過去を捨て去るのは寂しい気持ちにもなるが,現実的に全部家に持ち帰ることはできない.本来はもっとこまめに処分してゆくべきだった.
今日の作業の実感では,「ここままのやり方では期限までに終わらない」である.置き場所には困るのであるが,かなりの程度「そのまま持ち帰る」しかないのではないかという気がする.