本日は休日であったため、本格的に1日休めた。会議詰めの金曜の次の日である土曜は、院の入試があり、その作業が終わった後にそのまま新幹線で大阪に向かった。日曜は関学で1日GGJ Expo というのがあり、その日のうちに戻って、帰宅したのが23時だった。その次の日、つまり昨日月曜は朝から会議があり、午後も打合せで過ごした後に夜が忘年会、という流れだった。酒も入っていたので昨夜は風呂にも入らずに寝た。そんな調子であるので、今日休めないとつらかった。
この週末、大河ドラマの『軍師 勘兵衛』というのが最終回であった。普通、私は大河ドラマは見ているけれど、今年はほとんど見ていない。最終回くらい見ようと思ったけれども、土日とこんな調子で見る機会を失った。と思ったら、案の定、YouTube に出ていたので今日、見ることができた。
ちゃんと見れば結構、面白かったんでしょうね。
最終回に関ヶ原があった。大河ドラマでは、登場人物を歴史上の肖像画に似せることがある。まあ、しばらく前の『葵 徳川三代』では、津川雅彦の徳川家康がよく似ていたですな。今回の最終回を見ていると、小早川秀秋が肖像画と似ている。
小早川秀秋は関ヶ原ドラマの常連であり、何年かに1度、大河ドラマでは誰かが演じる。少し前の『天地人』では割と良く描かれたのであるが、今回は定番通り、卑怯な臆病者として描かれていますな。
関ヶ原が始まってから裏切ったのは小早川秀秋だけではないのですが、やはり彼から裏切りが始まったので、どうしても裏切り者としては小早川秀秋が目立ちますよね。家康側としては彼は功労者であり、戦後の論考でも功労者として扱われているけれども、裏切りの汚名は徳川幕府成立後も長く続くことになりますよね。
曹操は土壇場で裏切って味方になった将を殺しているし、武田滅亡の時に裏切った小山田を信長は許さず殺していますよね。まあ、そういう裏切り者って、始末が難しいのでしょうね。アクセルロッドのシミュレーションではないですが、敵だか味方だか分からないのを放っておくと秩序が壊れますので、そういう分かんない奴は敵としてみなさないとダメなんですよね。
でもまあ、こういう、分かんない奴、いますよね。会う人ごとにいい顔をして、どうしてよいかわかんなくなってしまって、年末になると雲隠れするとか、ね。それで誰からも恨みを買わないつもりでいるんでしょうが、結局はどこからも恨みを買ってしまうダメ男。