今日のフィクション → 馬鹿殿と腰巾着
ポメラニアンのPちゃんを散歩に連れて行こうと思いながら、別の仕事をしていたら出るのが遅くなった。外を見ると小雨のようでもあり、散歩に行くかどうか迷った。しかしほとんど雨粒は感じない。そこで夕方近く、散歩に出かけた。
夏にこの時間に出かけてアスファルトを触るとまだやけに熱く、しばらく後にPちゃんの散歩に出かけたものである。今はかなり寒く、寒さ故に散歩をためらうほどになった。
例によってPちゃんはまっすぐは歩かず、同じところを行きつ戻りつ歩き回る。移動する場合のほとんどは、Pちゃんを抱いて移動しているように思う。気候も悪いので、近くの農協の販売店の駐車場をうろうろした後に、帰路につくこととなった。