津で行われた人文系学部長会議が終わった後、鳥羽水族館に出かけた。近鉄の急行に乗り、伊勢市の先の五十鈴川と言う駅で乗り換えて3つ目が鳥羽の駅だった。降りるとすぐに海の匂いがして、海の近くらしい空気になった。歩いて10分ほどで鳥羽水族館に着いた。
鳥羽水族館は、Windows 95が普及したころ、子供のために、というつもりで鳥羽水族館の動画が入ったソフト(あるいは鳥羽水族館の館長が監修したソフト)を買った、という経緯がある。そのソフト自体はさして利用することはなかった。けれども何故か鳥羽水族館は記憶に残っていて、三重に行くなら鳥羽水族館に行きたいと強く願ったのである。鳥羽水族館に行けというのよ。私のゴーストが。
私の考えでは、水族館の真骨頂はクラゲである。クラゲは、海の生命の多様性を実感させるものがある。