2014/05/05 月曜
 このところ金欠感が強く、音楽メディアの類は滅多に買っていなかった。買うとするとiTune StoreでiPadにダウンロードするくらいである。にも関わらず、毎日のように、Amazon.comなどからはCD等の広告メールが届く。この前、50枚組のCDという広告が入り、1枚に換算すると安い、という計算につられて、1万円近くで買ってしまった。David Sinman 指揮のチューリヒ・トーンハレ管弦楽団の50枚組である。ベートーベン、マーラー、ブラームス、シューベルト、シューマンの交響曲については全集になっている。
 その指揮者Sinmanは、それなりに有名であるものの、私的には以前にミサ・ソレムニスのCDを買ったことがある、としか記憶にない。そのCDにしても、むしろクレンペラー指揮の古い録音の方が気に入っていたくらいであるから、ファンということは全くない。それでも、CD1枚当たり200円未満という値段に惹かれ、貧乏人の性であろうか、虐げられ、踏みつけられ、顧みられることのない弱小地方国立大学教員の習性であろうか、つい手を出してしまったのである。わいが悪いのやない。みんなビンボが悪いのや。
 まあそれはそれとして、やはりお目当てはマーラーであり、真っ先にかけたのは、マーラーの9番の、30分ほどの最終楽章であった。聴いてみるとやけにテンポが遅いような気がする。まあ、遅いテンポの演奏は好きであるので、これはこれでよい。次にかけてみたのは、同じマーラーの『大地の歌』の、やはり30分ほどの最終楽章であった。この曲も、何の因果か、高校生の頃に先述のクレンペラー指揮の録音を昔散々聴いていて、その曲に親しみがあって、それ以外の録音には常に違和感があるのである。でもまあ、良いと思います。男声になることもあるパートがちゃんとメゾソプラノで安心しました。
 CDの塊をみていると、量が多いのはまずマーラーですが、次位にR.シュトラウスですね。マーラーにせよR.シュトラウスにせよ、好きなんですが、それなりの音響装置と空間が必要ではありますね。そういうのが買えるようになるまで、耐え忍ばねば、と思うこのごろであります。ぽてちん。
by larghetto7 | 2014-05-05 23:45 | 日記風