2013/12/27 金曜
 昨日、とある人から「おたく(の学部)のミッションの再定義は(文科省から)来たか?」と聞かれた。「来ましたよ」と答えておいた。むろん中身は私は知らない建前になっており、その建前の通りである。何が書いてあるかは知らない。まして他部局のことなど、知るはずもない。
 情報がないところで一般論として言うことに過ぎないが、このレベルで弱い部局というか学部は、他部局に吸収合併されて仕方ない状況なんでしょうね。
 以前、経営学の専門の先生が仰っていたことであるが、対等合併はうまく行かない。まあ、片方がもう片方を吸収する以外にないのでしょう。

 遅れていて受講者には申し訳ないけれど、ある授業(「ゲーム理論入門」)の11月末の中間試験の答案採点を今している。作業するタイミングを逸していた。例年に比べてどうか、という感想はあるが、ここではやめておこう。
 例年抱く感想は今年も抱く。この授業は数学ではないのであるが、答案は数学の証明のような調子で、論理を省略せずに書いて頂くのが有難い。しかし概して説明不足ですよね。数学力が特段必要という訳ではないけれど、論述における数学の作法は身に付けておく必要があるんでしょう、という気がします。
 来年は1年生向けの必修授業(アカデミック・スキルズ)の担当が回って来るので(朝イチなんですよ)、中身をどうするかを考えている(担当教員間で共通部分が多いはずであるけれど)。文章の作法はどこかでやるのだろうと思う。しかし、いわゆる「文章の書き方」を勉強するというより、高校までで数学をしっかり勉強していれば、論理構成を乱さず筋立てて書く訓練はできるのではないか、という気がする。あるいは、高校で「答えを書けばよい(だけ)」みたいな数学の授業だったのだろうか?
by larghetto7 | 2013-12-27 23:45 | 日記風 | Comments(0)
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