2013/10/12 土曜
 このところ金欠感が強く、音楽メディアを購入していない。気まぐれからiTune Storeに入って何か買おうと眺めた。正直、あまり選びたいものがない。私に馴染みがある演奏家が少なくなったこともあるだろう。
 懐かしのメロディアレーベルが載っていたので、見てみた。旧ソ連時代は一世を風靡したと思う。ただ、私が売店でメロディアのCD(じゃなくPL)を実際に見たのは、東大生協のレコード売り場くらいだったように思う。買うのは特殊な人だったろう。LP時代である。安いから私も多少は買ったと思うが、レコードジャケットが読めないままだった。
 ギレリスで何か買おうと思ったが、曲目では私にも好き嫌いがある。結局、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全5曲を1500円で買った。
 いつの録音かが分からない。ジャケットに当たる画像には1947とある。その通りだとすればギレリスがバリバリ弾いていた頃である。が、指揮者がコンドラシンとかザンデルリンクなので、そんなに前ではないようにも思える。
 聴いてみるとバリバリ感はなく、その後よく聴いている。
 あらためて通して聴いて感じたのが、緩徐楽章の美しさである。特に1番の第2楽章は何度もくりかえして聴いている。1番のピアノ協奏曲は op.15 なので、時期的には「悲愴」のすぐ後くらい。こんな感じのピアノソナタがあったような気がした。
by larghetto7 | 2013-10-12 23:45 | 日記風 | Comments(0)
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