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8/30 アースダイバー
家の中に中沢新一著の『アースダイバー』という本が置いてあった。子供の本のついでに図書館からカミさんが借りてきたものと思う。パラパラとめくりながら部分読みした。面白い。東京都心付近の土地を「乾いた場所」と「湿った場所」に分け、その対比で新宿や渋谷の性格づけを論じている。新宿がどうの、青山がどうのというのは、私にとっては「どっちでもいいじゃん」と思うけれども、都内の大学に勤めている人たちはマニアックこだわるような気がする。議論はハレとケの2元論のヴァリエーションのような気もする。何よりも、東京の土地に関わる博物館的な知識が繰り出されており、なるほどこの著者は才能があるのだろうな、と感心した。ただ、言っているのことが正しいかどうかという点では、まあ何とも。
知識が消費物であることがきわめて東京風なのだろう、という気がした。 昼に、弔慰金申請のための母の戸籍抄本を依頼する郵便を出した。まず指定された通り郵便小為替というやつを郵便局で買い、封筒に指定された切手を貼って出した。封筒くらい家にあると思っていたけれど、ちょうどよい大きさの封筒がなく、文房具屋で封筒を2種類買ってきた。 あらためて感じることがある。 第1に、郵便を使うことが少なくなった。たまに使うことになるので慌てている。身近な人には携帯、その他にはメール、という連絡が一般化しているので、手紙を書く、という行為そのものが希少になっている。今の学生など、手紙などまず書かないだろう。 第2に、いろんな制度、手続きの中で「郵便」という存在がきっかりと組み込まれていること。市役所への送金は郵便小為替と決まっているようだし、弔慰金の受け取り機関も郵便局でなければならない。たしかにある種の送金は郵便局と指定されている。 逆もある。例えば、埼玉大学で学生さんにアルバイトをしてもらった場合、振込先の金融機関を申告してもらう。その機関は、以前は銀行が○で、信用金庫や郵便局は×だった。今は信用金庫でよくなり、近くに青木信用金庫があるせいで、信用金庫を使う学生が多い。けれども、依然として郵便局は振込先にできない。郵便局が一番近いのに。 何れも法律上の根拠があってしていることであるけれど、それぞれの官庁が縦割りでそれぞれの思惑で法制化しているから、利用者の側にはどうなっているのか、秩序が理解できない。それ以上に、新規に算入する企業にとってはいろんな「非関税障壁」になって、活動を阻害させているだろうと想像する。 郵政の民営化をするとなると、この辺の整理もあるんでしょうね。
by Larghetto7
| 2005-08-30 10:16
| 日記風
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Comments(13)
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aloha
at 2005-08-31 06:01
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科研の謝金も郵便局×ですか?一番近いのが郵便局なら、学生さんがかわいそうですね。アメリカならチェックが1枚送られてくるところでしょうが、送料50円と考えると、振り込み手数料より安あがりですね。アメリカでも、いわゆる紙のチェックが果たしている役割は減りつつあるように見えますが、個人宛に送金したい場合は便利です。
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たかぎ
at 2005-08-31 11:53
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もう aloha になったんでしょうか?
たぶん科研も郵便局×ではないかと思います。校費と同じ扱いと思いますので。 アメリカって、どうして郵便局を国営のままにしているんでしょうね?(国営ですよね?) 私が行っていた頃の印象だと、職員のマイノリティ率が高かったような気がする。人種的な雇用対策とかあるのか、という気もしたんですが。
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aloha
at 2005-08-31 13:01
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はい、一週間ほど前からaloha状態です。 覚悟はしていましたが、予想以上のストレスを感じています。慣れるにはしばらくかかりそうです…。 アメリカの郵政については、残念ながらコメントするほど理解してません。郵便職員にマイノリティが多いと感じることも実はあまりありませんでした。「ゆっくりでいいから安く送りたい」という希望は民間ではなかなか満たせないという感じはありますね。インディアナから荷物を送りましたが、「陸路でいけるところは陸路でいって、海だけ空でわたって」ということはUPSでは無理でした。インディアナポリスから飛んでしまうわけですね。そして、これが結構な差額になるわけです。国営の郵便サービスがなかったらハワイとアラスカの物価はどうなるのか、という気はします。
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たかぎ
at 2005-08-31 15:15
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何のストレスですか? 楽しいのだろうと思いますが…。
一般論として国営の場合は費用が外部化されていますから、支払い者の費用は低くても、別途税金から払っていることになるように思います。外部化されている分、使用していない人まで負担する訳ですし、効率化が図られない分は損することになるのでは? また、国営サーヴィスがある業務にはコスト面で民間は参入できませんよね。日本の宅配便も、郵便局が算入しなかったからヤマト(など)ができましたが、国営で保護されている郵便局が算入すると、どんどん郵便局にお客を取られている格好です。equal footing にしないと国営の独占になり、結果、競争の成果も生まれない。私は以前から、ヤマト運輸に同情しています。
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aloha
at 2005-08-31 16:01
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そうですね、いろいろありますが例えば、カウンターしかないラーメン屋でラーメンを食べて、ビルに15%のチップが勝手に含まれているようなときのストレスです。
チップって、サービスに対していくら払うかっていう気持ちの問題だと思っていますから、15%なんていうのは単なる目安で、サービスに満足したり、丁重に扱ってほしければたくさん払うし、逆にサービスがないような店(例えばファーストフード)では払わなくていいと思っています。店側がチップの金額を決めるなんて絶対におかしいです。
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aloha (つづき)
at 2005-08-31 16:02
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それが、カウンターにドンとラーメンどんぶりを置くだけみたいな店で「日本の客はチップの習慣を知らなくて払わないから」という理由で、勝手にビルに15%上乗せされている。これはストレスがたまりますね。昨日も、久々にまともな日本食を食べようと思って、日本食店に入り、「ここにはまた来たいから少しチップもはずもう」などと思っていたら、勝手にチップ15%がビルに計上されていてひきました。郷に入れば郷に従え。これをハワイを訪れた日本人がしてこなかったために生じている面倒は多いですね。私は、「アメリカで会ったのだから日本人同士でも英語で会話すべき」みたいな発想は嫌いなほうですが、さすがにハワイでは日本人はもう少しアメリカという外国にいるという意識が必要だったのではないかと思います。
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aloha(終わり)
at 2005-08-31 16:05
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今いるコンドミニアムに入居前、ホテルに滞在しましたが、チェックインの際「ニンテンドーのゲームを(支払いを自分で承認して)したら料金を支払う」など、きわめて当たり前のことを日本語で箇条書きにしたものを見せられ、「わかった」と言わされました。これも、着いたばかりでかなりひきました。
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たかぎ
at 2005-08-31 18:08
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まあ、自分で額をコントロールできなければ tip ではないですよね。
たぶん、われわれはその土地土地で event schema のようなものを作り、そのスキーマが適用できない事態に直面すると control 感が失われてストレスになるんでしょうね(簡単なことを難しくいっただけですが)。その意味では、きっと日本に戻ってストレスがありますよ。
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aloha
at 2005-09-01 06:34
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おっしゃるとおりです。
ここでアメリカスクリプトを使ってはいけなかったんですね。柔軟性に欠けていました。
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aloha
at 2005-09-01 06:46
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確かに、USPSが国営でなければいけない理由は思いつきません。マイノリティの雇用対策というのは違うのじゃないかなあと思います。
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たかぎ
at 2005-09-01 12:03
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マイノリティの雇用対策というのは何の根拠もないことで、申し訳ないです。私は、民族間の失業率に差があり過ぎる場合は、マイノリティの雇用対策があってよいようにも思います。もっとも、国営/州営の機関である必要はないですね。
再分配中心と思われてきたドイツで郵便を民営化し、アングロサクソン的なアメリカで郵便が国営というのも、何か妙な気がします。 日本の話ですが、私の記憶では確か、クレジットカードの送付をヤマト運輸がやろうとして出来なかった。送金が郵便局だけ、という法律がある(あった?)らしくて。法律的な独占益がある状態では競争にならない。
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aloha
at 2005-09-01 14:42
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いや、「違うんじゃないかな」というのもやはり根拠がない話で、もしかしたらそういう面があるのかも知れません。
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Larghetto7 at 2005-09-01 21:33
まあ、郵便局話は日本に限定しましょう。申し訳ないです。
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