今年、これほど緊迫したことはない。
6日(土)は大学で卒業生のY君(85年卒?)と会うために11時半近くに家を出た。13時に教養学部棟1階ロビーでY君と会い、レッドロブスターに出かけて17時近くまで話した。レッドロブスターからはタクシーを呼んで南与野駅まで一緒に行く。駅のホームでY君と別れ、私は大宮行きの電車の乗った。
大宮駅で乗り換え、帰宅したのは18時頃だろうと思う。
ちょうど、カミさんが野良子猫のコロちゃんを動物病院から連れ帰った。白血球の数が正常になったという。しかし、家猫のチーコが朝出てまだ帰っていないという。
チーコがまだ帰っていない! チーコはよく外出はするけれど、長時間の外出はない。今朝からということは、今朝チーコが外出したのは4時ころであるから、14時間戻っていないことになる。そんなに長く外出していることはなかった。
外に出てチーコがいつも帰る方向を眺めていた。時折近所を歩き回った。しかしチーコは見つからず、時計は20時を過ぎ、21時を過ぎ、…0時を過ぎても戻らなかった。私は4時頃までおきていた。
一寝入りしておきてもチーコは戻らなかった。私はまず警察にチーコを遺失物として届けに行った。猫が交通事故にあった事件もあるけれど、係官は写真を見て「この猫ではない」という。情報が入れば知らせてくれるように頼んだ。次に保健所に電話したけれど、今日は休みだった。その後、私はまた近所を見て回り、カミさんと娘はチーコの写真を持って近所を回った。
18時頃、チーコが戻ってきた。怪我はないようだった。
私にとってのチーコ騒動は24時間、チーコの外出は38時間に及んだ。