2011/04/23 土曜
 ニュースを観ると福島の原発の問題に注意が集中する。人と会っても話題はほぼ、放射能の問題である。
 この問題は本当に出口が見えない。先日の東電の報告でも、一応の解決は6~9ヶ月後と言う。しかしその後のニュースを観るとこの工程さえその通りに行くのかと、疑問に思うことばかりである。
 何かが解決に向かうかと思えば、すぐに汚染水だの、高放射能を含んだがれきだの、という報道が続く。結局は何も前に進んでいない印象を受ける。
 最近はこの問題について外国のニュースサイトをよく見る。本当のことは日本の報道には出ないのではないか、という猜疑心にかられる。外国のサイトのニュースだけを観ていると、日本はひどいことになっており、数十年に渡って立ち直れないような印象を受けてしまう。
 フランスのIRSNが英語と日本語で福島原発の分析結果を文書で出している。4/20の文書はまだ日本語にはなっていないが、それを観ているとやるせない。例の level 7にしたという件は、「これで我々の認識が変わるものではない」としたうえで、「新たに何も起きていないのに level 7にした」と論評している。要するに、なめられているのである。
 この問題で、海外の機関は「日本政府は情報を隠している」と思っていた。我々日本人の大勢はそこまでは思わなかったが、その後次々と不都合な事実が出るに及んで「やっぱり隠していたのね」と思う以外になくなっている。いったん生まれた不信感が問題をこじらせているようだ。今、発信されている情報もどこまで信用してよいのか、「実は」といってこれからまた、いろいろ出てくるのか、という思いが、まず頭を占める。
 先ほどニュースサイトを観ていたら、今までよりはるかに多くの放射性物質の流出量があった、と今さら伝えている。おいおい。
by larghetto7 | 2011-04-23 23:45 | 日記風