このところ密かにプログラミングの作業をしている。このところ研究時間は取れないので、プログラミング言語をいじっていなかった。実は昔作ったシミュレーションのプログラムを今の規格に合わせたいと考えた。
もとのプログラムというのは、懐かしのTurbo Pascalのプログラムである。以前、このプログラムを、Turbo Pascalの後継である Borland Delphiに移植しようとした。
ところが、そのとき、壁にぶち当たった。DOS版のTurbo Pascalでは取れていた変数の配列が、Windows版のDelphi(当時はDelphi 2.0)では取れなかったのである。そこでいろいろ、書籍で裏道を探し、特殊なルーチンを使って大きな配列を取り、Delphi 2.0で動かした。この場合、配列に入るべき値を関数で呼び出すようにしていた。
ただ、今のWindows環境では、Delphi 2.0当時の裏技は使えない。そこで、このプログラム、大きな改作を要するために、放っておくことになったのである。
この間にOSも変わった。言語は、どうしてもOSの影響を受けてしまうのである。
ここで気を取り直して、最近のDelphiでコンパイルできる形に、元のプログラムを移植しようとしていた。
今使えるのはDelphi 2007とDelphi 2009である。昨夜(というか今朝)までの結果では、以前のプログラムと同じ動作であればDelphi 2007/2009で扱えるまでに整理された。
なんというか、Windows版になってからは、以前のTurbo Pascalのときのように、ベタでプログラムを書いて動くようにはならない。通常計算用には甚だ不便になった。しかもヴァージョンが頻繁に代わり、変わるごとに環境や制約も変わるので、参考書もついてきていない。これを読めばいいよ、というのは、事実上皆無である。
しかし、この間にCPUが良くなっているので、実行速度はえらく早くなった。
それにしても、最近の売り物になっているプログラム言語は、Winアプリを作ることを前提にしているから機能がいろいろ付いている。各種のコンポーネントを付けられる。それらをコントロールする機能が一緒に動いているから、重くて、しかもその機能のほとんどは使わない。統合環境で、あるコンポーネントの名称を変えるとそのコンポーネントを呼び出す手続きも変更してくれるのはよいが、ソースコードに入っている分は変わっていない。そんな面倒くささがあって、これを使って授業をするというのは、難しくなった。
さて、今朝起きたのは9時20分頃。晴れている。割と暖かいが風もある。猫たちに食糧をあげる。
10時台に近くのセヴンーイレヴンに行ってタバコを買ってくる。そのうちにカミさんが起きてくる。
昨日の続きをあれこれ考え、仕事は進まない。
昨日と同じように、13時45分にPちゃんを連れて散歩に出かける。昨日と違って郵便局の先の方に歩き、自転車道の近くまで行く。Pちゃんは例によって同じところをグルグルとランダムウォークする。先に進むためには抱いて行かないといけない。これまた昨日と同様に、15時25分頃に帰宅した。帰りにやはり犬を連れたHさんと会う。
プログラムいじり。