起きて時計を見ると11時45分頃だった。よく寝たのだろう。さすがに身体の疲れがとれた感じがした。
2日休まないと疲れがとれない。休みの1日目はいつものリズムで起きてしまい、結局あまり睡眠がとれない。2日目になると身体が休みモードになって、今日のように、のうのうと寝ていられる。これで明日がまた休みだといいんですが、明日が早いからまた睡眠不足になるんですよね。元の黙阿弥。
晴れ。風強く嵐のごとし。
猫たちに食糧をあげる。
授業のレポートの採点、記録する。
14時頃にカミさんが息子を連れて出かけて、15時前に戻ってくる。「石丸電気猫」を庭で見かけたという。
15時頃、近所のセヴン-イレヴンにタバコを買いに行く。
つまらぬ原稿の校正をする。すぐに終わる。
17時近く、外を眺めるとまだ明るい。その頃になると風もほぼ止んだ。
庭の小温室の屋根にかけたシートを直していると、石丸電気猫が現れた。温室の中を見るとタビーがいた。タビーを去勢していなければ、タビーと石丸電気猫との間で喧嘩が起きていたのではないか、と思う。
19時半頃、カミさん、息子とカワチに買い物に行く。猫食糧や猫砂を買って帰る。
20時を過ぎてテレビで『龍馬伝』を観る。生瀬勝久の松陰が、まあ、テンションが高い。この番組、面白いですね。普通私は、大河ドラマは最初の方はスキップして、3月くらいになってから見るんですよね。まあ最初はさぁ、主人公の幼い頃とかね、なんか無駄な前振りじゃないですか。子役が出てさ。なんか子供がかわいそうとかね、それはそれで話が一段落してから本編が始まるでしょ。が、今回は最初からいきなり面白いですよね。まあ、良くできていると思います。配役もいいですね。岩崎弥太郎とか、武市半平太の屈折しているところとか、まあ、リアルですよね。なんかそのまま、『坂の上の雲』につながりそうに思いますよね。
そう言えばね、前回の放送でしたか、山内容堂が出て、武市半平太が庭で侍る場面があったでしょ。アレ、本物の高知城使ってますよね、たぶん。この前の学部長会議の帰りに高知城に寄ったのですが、あの場所、通った覚えがあります。
まあ、アレ見ていて思うんですが、黒船来航が1953年。明治維新がその15年後ですよね。確か、桜田門外の変が1960年ですか。つまり黒船来航から桜田門まではそこそこの時間がかかっているんですが、桜田門から明治維新が、やけに早いような気がしますね。なんちゅうか、その間15年で大転換をした訳でしょ。
いやなに、国立大学が法人化、という話が出たのは1999年でしたっけ? その頃は独法化と言いましたが。で、そこから少し時間があって、法人化されて、その法人化の今年が6年目。明治維新という転換が黒船から15年で起こったことを考えると、国立大学の方は、ずーっと、展開が遅いというか、小さいというか、まあ、ショボイ展開ですね。今なんか、いろいろ言われていますが、まあねぇ、それなりにお役所につきあうとしても、しょうもないような話でしょ、やったところで、大局的には。何やってまんねん、と思ってしまいますよね。