真ん中の黒いのが Monte Verde の Mega Ink Ball
この1週間、Monte Verde のMega Ink Ball というローラーボールのペンを使っていた。上の写真の真ん中である。下はPelikan M205(いわゆるペリスケ)、上はLamy のAlstar の万年筆である。いずれもよく使っているペンである。
私はずっと万年筆を使っていたけれど、試しに買ったMega Ink Ballは、1週間使ってみて、わりと感じがよい。まずでかいでしょ。キャップをつけると、体積でM205の倍くらいある。特徴は、ローラーボールであっても万年筆用のインクをコンバータで使えることである。今はPilotの朝顔という、ロイヤルブルー系のインクを入れている。
使い始めはインクフローが悪く、字がかすれることもあった。しかし3日目くらいから問題はなくなった。万年筆とどちらが良いかは好き好きである。私には、インクに粘性があってペン先が転がってしまうボールペンはどうも使いにくい。このローラーボールは、万年筆用のインクであるせいか、ペン先がボールであるという嫌な感じがあまりない。どこまで続くかは分からないけれど、この大きさが気に入って、今は一番使っている。
このMega Ink Ball を注文するときに私がネットを検索して確認したかったのは、ペン先の太さであった。万年筆は通常、ペン先が必ず表示される。私は中字(M)しか使わない。ボールペンの場合も、目立たないけれど、先の太さが選べる。ローラーボールは、あまり見ていないけれども、少なくともこのペンについては、ペン先の太さは表示されていなかった。字が細いようなら私は使わない。どこかのブログで、「太い」と書いてあったので、買うことにした。
使ってみると、字は細くはないけれど、太くもない。世間の人は細字が好きな人が多いからだろう。が、嫌がるほどではないので、この辺でいいのかな、と思う。